概要
古代中国の地理書『山海経』の「南山経」に記載される樹木の一種。
読み方は“めいこく”で、中国語ではミークーもしくはミクー(Migu, Mígǔ)、上古中国語ではミークローグ(Miklog, miːkloːɡ)、広東語ではマイコック(Maiguk)、韓国語ではミゴク(Migok)と呼ばれる。
招揺山に生えており、見た目こそ楮(コウゾ)に似ているが木肌は黒く、花は四方を照らす光を放っているという。
そのため、この花を見つけて携行することができれば、山中であっても道に迷うことがないと重宝された。