概要
「逆襲スパイXキャリバー」とは、コロコロコミックで連載されていた作品である。作者は古本ゆうや。
小学校6年生の少年・狩庭ケントは、スパイ組織「X」に所属しており、「キャリバー」を名乗って活動していた。指導教官のレオンの助けを借りながら、父親でXのトップエージェントでもある狩庭装人を目標に、不屈の精神とひらめきによってさまざまな事件を解決し、成長していくケントの姿を描いたスパイアクション。
登場人物
狩庭 ケント (かりば けんと)
御深津東小学校に通う6年生のふつうの少年。赤いメッシュの入った金髪で、眼鏡をかけている。その正体はスパイ組織「X」に所属するC級スパイ→B級スパイ「キャリバー」で、任務をこなす際には目元にメイクを施している。「絶対」という言葉を聞くと反発したくなる、天邪鬼なところがある。「逆襲スパイ」とも呼ばれている。
レオン
S級スパイの男性。スパイ組織「X」の指導教官を務めている。明るい茶髪を肩まで伸ばしており、左脚が義足のために杖を使用している。現在は狩庭ケントの上司で、かつては狩庭装人と相棒関係にあり、ケントのことも幼少時から面倒を見ていた。本名は「獅子原瑞希」で、周囲から「おっちゃん」と呼ばれている。
狩庭 装人 (かりば そうど)
狩庭ケントの父親。スパイ組織「X」のトップエージェントを務めている。金髪の髪をツーブロックヘアにしており、顎ひげを蓄えている。幼少期のケントには自分のことを警視庁の刑事だと言い聞かせていた。スパイとしてのコードネームは「セイバー」で、レオンとは相棒関係にあった。現在は海外で任務に就いている。
管理官 (ますたー)
X級スパイの人物。スパイ組織「X」で管理官を務めている。黒髪ロングヘアであること以外は年齢や性別も不明で、顔全体をX字に巻いた包帯で覆っている。所属するスパイたちに対し、つねにオンラインで任務を指示している。
パンドーラ
S級スパイの女性。スパイ組織「X」で幹部を務めている。
カゲミツ
A級エージェントの男。キャリバーの兄を自称する。忍刀「軍艦」
ヘルガ
C級エージェントの少年。サイボーグ。
政道 千春 (せいどう ちはる)
御深津東小学校に通う6年生の女子。狩庭ケントのクラスメートで、児童会長を務めている。シャギーを入れた黒髪ロングヘアにしている。校則違反の児童に非常に厳しく、学校に不要な物は持ち込まないように目を光らせているため、みんなからは煙たがられている。しかし、困っている人には手を差し伸べる優しさを持つ。
ST(スパイツール)
スパイ組織「X」で使用されている秘密道具。
ST001:キャリバーグラス
キャリバーが任務時に装着するサングラス。父親が海外へ任務に向かう時に渡された。暗視スコープの機能付き。
ST002:アンブレイカー
カサ型万能ツール。防弾ガサでもある。ブレードモード。ガトリングレイン。
ST003:スーツカプセル
「X」と書かれた手のひら大のカプセルで、硬い場所に叩きつけると煙が噴き出し、スパイ用スーツに一瞬で着替えることができる。
ST004:ペンシルミサイル
鉛筆型のミサイルで、2発で東京スカイツリーを傾けて倒壊させるだけの威力がある。
ST005:粘着爆弾イレイズボム
「X」と書かれた消しゴム型の爆弾で、爆発すると同時に強力なトリモチに変化する。ターゲットの動きを止める以外に、機械の駆動部分を停止させたりすることもできる。
ST006:アンダースライサー
ST007:マグネグラップ
先に強力なU字磁石が取り付けられたマジックハンドで、手元のグリップを握ると磁石部分を任意の場所に向かって射出させることができる。
特装車両:Xビークル
SW003:スマートミサイル
攻撃用