栄えていない村、集落、また20世紀後半からの日本において同和の人々が構成する集落を指す。
本来は、向こう3軒両隣7軒くらい(1軒の基本は「じいさん」と「ばあさん」と「両親」と「子供が3人程」の7人)を指した用語で、村落を構成する(部落が7つくらいで「村」ができている)ものであった。
その為「普通の部落」が一山と、「特殊な職能を持つ人々の部落」があったのだが、それらに関するデリケートな問題が重なり、テレビやラジオなど様々な場所で使用を憚られる単語となった。
ちなみに大半の田舎では、部落=集落程度のニュアンスで使用されており、むしろ差別用語扱いする方がおかしいという指摘もある。そのため現代でも、高齢者等は通常の会話で部落という言葉を用いるため、問題のあった地域以外では、過度に差別用語だと騒ぎ立てる必要はない。似たような例として「百姓」がある。