概要
浴槽内におがくずや米糠を満たして、その中に身体を埋めて温まる温浴法の一つ。
一見すると砂風呂に見えるが、こちらは軽量の素材を利用しているため、ふかふかした質感であり、おがくずの木の香りを楽しむ事もできる。
また砂風呂と大きく違う点は温泉の熱や地熱ではなく、おがくずや米糠の栄養を微生物が有機物に分解するときに生じる発酵熱を利用している事であり、ゆっくりと汗をかくため、身体への負担が少なく短時間で芯まで温まるのが特徴とされている。
温度は60〜70度程で、一回の入浴目安時間は15〜20分程度。基本的な入浴法は砂風呂のように首から下を埋めるものだが、顔まで埋まり鼻以外全身を埋めるものもある。効能は多量の発汗によるデトックスや血行促進、基礎代謝の上昇、肌の保湿、美肌効果等が期待される。