ぼくらの夢守る、ヒーローさ!
超電動のその力、見せてやれ!無限大!!
概要
元祖鉄人28号の魂を受け継ぐ『新鉄人計画』のフラッグシップ機体として2002年に建造された、新時代のヒーローロボット。製作着手は1998年で、それ以前の機体群の規格や諸原則は同年開催された『国際ロボットプロジェクト』の決定により統一されている。
メイン操縦者は金田正太郎の息子・金田正人。光線銃型デバイス『グリッドランサー』へ音声とテンキーを利用して入力、発射した光線をセンサーが感知する事で命令が到達し動作する。
元祖鉄人と同じく武器などは搭載していないが、戦闘能力を倍加させる『ダイレクト・ドライブ・システム(超電動システム)』を搭載、他の新鉄人さえも陵駕するパワーを発揮する。これは各部に搭載された大容量コンデンサを連動させ、超電動チップの制御により出力を上げたい箇所にエネルギーを集中、瞬間的なパワーを発揮できるというシステムである。これは旧鉄人の「独立運動装置」の発展型であり、それを応用してエネルギー効率を上げることに成功した。
また、汎用性が高く『鉄人17号フェニックス』と超電動合体する事で空中飛行および宇宙航行能力、『鉄人10号Xレイ』と合体する事で海中航行能力が得られる(設定のみだが鉄人1号と合体してドリル攻撃を行うことも想定していた)。他の鉄人とのリンクも可能で、それを利用したブラックオックスとの合体技『ダブルパワージェノサイドバスター』は最強の技である。
やはり、操縦デバイスを持つ者の思考で善にも悪にも成り得るシンプルな基本操作の為に「悪に渡すな大事なリモコン!」で大体言い表せる。しかし鉄人を上手く操縦できるのは鉄人の存在意義を理解している正人であり、他の人物が操縦しても十分な能力を発揮することはかなわなかった。
タグとしては機体単体のイラストより、作品名としてだったりヒロインの光瀬双葉のイラストに使われている事が多かったりする。
基本データ
全高:18.0m
全幅:12.5m
重量:24.8t
最大速度:時速130km/h
最大起重:8.2t