概要
「銀の茨の竜女皇 ヴィーナス・ルキエ」とは、トレーディングカードゲーム「カードファイト!!ヴァンガード」に登場するユニットである。
読み方は「シルバーソーンドラゴンエンプレス ヴィーナス・ルキエ」。
2014年2月28日発売のブースター第15弾「無限転生」に収録されているグレード3の<<ペイルムーン>>。 レアリティはRRR/SP。
「銀の茨の竜使いルキエ」の2種目のクロスライド用ユニットである。
「銀の茨の竜女帝ルキエ“Я”」 が「闇のルキエ」と紹介されているのに対し、当ユニットは「光のルキエ」と紹介されている。
「ルキエ」が黒髪、「ルキエЯ」が赤い髪なことに対応してか、白い髪で毛先に赤のグラデーションが入った外見へと変化している他、纏うボディスーツや手にする鞭の形状にも若干の変化がみられる。
イラストレーターは雅(まさ)氏。
公式設定
「虚無(ヴォイド)」の侵蝕から解放された「ルキエ」の姿。
聖域から続々と派遣されている救助隊の筆頭、「エイゼル」の手により解呪されたものの、進み過ぎていた浸蝕は彼女に消えない傷と恩恵を残した。
解呪しきれなかった呪いの残滓を銀茨の力で無理矢理おさえ込んだ彼女は、僅かな「虚無」の片鱗を己が力とする事に成功。
代償に、千年を生きてなお黒檀の如く艶やかだった黒髪は色を失い、美しさと禍々しさが混在する朱の差す銀髪へと変貌してしまった。
結果的に新しい力を得る事が出来た。 失態そのものを悔やむのは既に止めている。
にもかかわらず、自責の念という久方ぶりの感情が胸を覆ったのは、気まぐれに増やしてきたはずの従僕達に、いつの間にか執心していたからなのかもしれない。
女皇は今も昔も変わらず鞭を振るう。
変わったのは、周りが少々にぎやかになった事ぐらいだろう。
フレーバーテキストは
「共に行こうぞ、我が銀の茨の従僕<シルバーソーン・サーバント>!」(RRR)
「喜びと苦しみを、心の糧として。銀の茨<シルバーソーン>は舞台に上る。」(SP)
ユニットとしての能力
効果1
【起】【(V)】【リミットブレイク】(4)(あなたのダメージが4枚以上で有効):[【カウンターブラスト】(2) - あなたのカード名に「銀の茨」を含むカード]
【ソウルチャージ】(2)し、あなたのソウルから《ペイルムーン》をグレードの合計が6以下になるように5枚まで選び、別々の(R)にコールする。そのターン中、この能力は使えなくなる。
自身のダメージが4点以上の時に、ダメージゾーンの「銀の茨」を2枚裏向きに置くことによって、ソウルからグレードの合計が「6」になるまで最大5枚までユニットをスペリオルコール出来る起動能力。
「3,2,1」「2,2,1,1」など好きな組み合わせでユニットをコール出来る上に、グレード0は制約に引っ掛からないため、「スカイハイ・ウォーカー」をコールしコストの回復を行ったり、「狭間を超える少女」を使い違うユニットに再変換したりと自由度が高いことが強み。
ただし、コストのカウンターブラストが軽くなっている分、「銀の茨」名称指定になっている点と、ルキエ自体のパンプが無いためパワー不足に陥りやすい点に注意が必要である。
効果2
【永】【(V)】:あなたのソウルに「銀の茨の竜使い ルキエ」があるなら、このユニットのパワー+2000。
クロスライド持ちユニット共通の効果スキル。ソウルに「銀の茨の竜使いルキエ」がいれば、パワー13000となる。
「無限転生」にて収録される「銀の茨の獣使いエミール」や「銀の茨のお手伝いゼルマ」などを使うことによって、比較的容易にクロスライドが可能である。
効果3
【永】【(V)/(R)】:盟主(共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない)
ペイルムーンに属していないクランのユニットがいると攻撃できない永続効果。
デッキの構造がペイルムーンに固まっていれば問題はない。