概要
ヒューマンバグ大学の登場人物は軽く100名を超えている。
当然そのような膨大な数のキャラクターの管理は難しく、あまり活躍できない不遇なキャラも多い。その為といってはなんだが、死亡する人物も少なくはない。その中でもとりわけ酷い死や、生前も活躍する機会が少なかったキャラクターの死は「雑な殺し方だ」と視聴者に評価される。そのような死を雑処理という。
なお、キャラクターによって雑処理かどうか賛否の別れるものも多く、キャラクターのファンが不快感を覚えることは目に見えており、なによりそういったキャラクターを挙げていけばキリがないため省略する。
賛否
漫画においてキャラクターの人気に差が出るのは当然である、というのは言うまでもないが、この作品はキャラクターの活躍にも天と地の差があるというのが問題になっている。例えば同じ京極の轍のメインキャラクターである一条康明は多くの敵と交戦し、勝利を収める大活躍を残しているが、一方で同組織の二階堂将平に関しては全くと言っていいほどの戦績を残していない。それどころか国生英明死亡時の回まで行方不明扱いされていた程である。メインキャラクターである以上、一定の活躍を与える必要はあるのだが、この作品はキャラクター管理が杜撰であると言わざるを得ない。その為に不人気なキャラクターが死亡した際にまず悲しみでなく「雑処理ではないか」という感想が出るのはキャラクターに十分好感を持つエピソードが描かれていないために残念ではあるが当然と言わざるを得ないのだ。
ただし雑処理というワードが独り歩きし、何でもかんでも亡くなれば雑処理、という風潮が視聴者の間に流れてきているためそれに異を唱える人間も多い。(この記事に例を書かなかった理由がそれである)