概要
佐賀県競馬組合が佐賀競馬場ダート1400mで施行する地方競馬の重賞競走(重賞)である。
当初は中央競馬の小倉競馬場で行われていた4歳以上900万円以下条件(現在の3歳以上2勝クラスに相当。馬齢・クラス表記はいずれも1996年当時)の特別競走で、この当時から現在に至るまで九州産馬限定の競走である。1997年に九州の地方競馬3場による持ち回り開催に移行するも中津競馬の廃止による影響などもあり2001年からは荒尾競馬場での開催に固定化、当地における優勝賞金最高額の競走として存在感を誇っていた。2011年限りで荒尾競馬場が廃止となったことから、2012年からは佐賀競馬場での開催となっている。
2007年は8月28日に開催が予定されていたが中央競馬で馬インフルエンザの流行が確認されたことを受け、荒尾競馬組合は同月17日に中止を決定、2008年1月29日に改めて開催された。
中央場所の時代から、九州産馬にとって最大の目標とされていたレースであり、「九州産馬の天皇賞」と形容されることがある。
競走条件
出走資格
サラブレッド系3歳以上九州産馬限定
中央競馬:3歳以上2勝クラス以下
地方競馬:3歳以上オープン
負担重量:別定