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あらすじ編集

日本のよーなところ。

平成のよーな時代。

少なくとも戦国時代や西部開拓時代ではない時代…

各地は【アクドール】と自称する謎の組織の暗躍によって

大根蘭…もとい、大混乱におちいっていたのだった。

そこで、日本のよーなところの総理大臣くん

【藍霧宗利(あいむそうり)】(仮名)は、

各地にちらばる【なでしこ】と呼ばれる乙女たちに目をつけた。

総理くんは各地から【なでしこ】たちを結集し、

【アクドール】に立ち向かうべく準備を進めるのだった。

【なでしこ】とは、ご当地名産品や観光スポットのチカラを借りて美少女戦士に変身し、

地元の人びとの郷土愛をパワーの源として

さまざまな能力を発揮して戦う郷土愛に満ち溢れた乙女たちである。

【なでしこ】は個性豊か…といえば聞こえはいいが、

見事なまでに変な奴しかいない。

「ご当地アイテム・スポットのパワーを借りているから仕方がない」という理由では

弁解できないほどである。

むしろ、まともな奴を探すほうが困難で

その難易度は《サハラ砂漠のド真ん中で落とした指輪を探すのと同等》だとされている。

その地方の方言でしゃべる、いわゆる方言女子の割合が高いのはまだいいが、

自分自身を歴史上のヒーローだと思い込んでいたり、

人間以外の種族だったり、

近隣の住民に良くも悪くも影響を及ぼす怪しげな謎の能力を持っていたりするなど

恐ろしくも愉快なメンツなのである。

しかし、明らかに因子が足りない…。

個性豊かすぎる…いや、

むしろ奇人変人だらけの【なでしこ】たちを束ねられる者など

どこに存在するというのだろうか。

「少なくともワシには無理ダ…」

総理くんはがっくりと肩を落とした。

途方に暮れる総理は、とあるゲームコーナーで

オレカバトルに熱中しているオレカバトラーを目撃。

その育成の手腕なら【なでしこ】たちの指導も務まるだろうと踏んだ総理くんは

そのオレカバトラーに【なでしこ】たちの司令官を任せることにしたのだった。

…というストーリーだったが、

何を思ったか総理くんは

《ラーメン統一法案》という非常にどうでもいい法律を作って

【なでしこ】たちで同士討ちをさせてしまった上に

ラーメン業界を事実上の崩壊に導いてしまった!

ご当地ラーメンの崩壊により【なでしこ】たちのパワーが激減し、

【アクドール】に立ち向かえなくなってしまい、

世界は事実上の終焉を迎えることになってしまった。

そして…

司令官だった者は静かに姿を消し安息の日々を迎えた。


ゲームシステム編集

…すでに終わったコンテンツのシステムを説明して何になるというのだ。

個性豊かすぎる“なでしこ”たち編集

…正直な話、各キャラの項目をタグごとに作っても徒労に終わるので、

ありったけの夢をかき集めて、“なでしこ”達の大まかな情報を

探しものを探しにゆく者のために、ここに記しておきました。

ポケットのコインを手に、オレカの筐体へと向かう

かつての指揮官に愛をこめて…

(不足分はキャラ設定用パテで埋めました)

(す、すまない…公式サイトのキャラ紹介を見てたらまともに書き記す気になれなかった…)

★北海道東北★編集

  • 【北海道】釧路毬萌 (くしろまりも)

阿寒湖からやってきたマリモの化身。

マリモの中身が空洞であるため彼女のおつむもカラッポ…という設定だが…

マリモというのは糸状の姿の草であり、ほとんどの生息地では糸状の姿のまま暮らすが

阿寒湖では、その独特の環境に揉まれてゆくうちに

たくさん集まって丸い形になったという中身以前の問題である。

…それにちなんでか、髪の毛を下ろした毬萌ちゃんの姿もある。

  • 【北海道】黒野さとり(くろのさとり)

札幌時計台の化身。通りすがりの観光客の人生のネタばらし(強制)を趣味とする。

また、観光客とともに写真撮影をして自分の写真うつりの良さを自慢する一面もある。

  • 【北海道】道東翼(どうとうつばさ)

クリオネ(ハダカカメガイ)の化身にして北の海のお姫様。

頭からバッカルコーンという触手を発して獲物を捕食するとかしないとか。

  • 【青森】恐山むつ子(おそれやまむつこ)

イタコと呼ばれる霊媒師の娘。自身をアイドルとしてセルフプロデュースすることを趣味とし、

バックメンバーを充実させるため神降ろしを繰り返した結果…

妖狐やら歴史上の偉人やらを呼び出してしまった。

  • 【青森】弘前ふじ子(ひろさきふじこ)

青森のリンゴ研究部部長。身長162センチ。勝手にリンゴ栽培の秘訣を広めて回っているが、

腹違いの妹がいるのは内緒らしい。

  • 【青森】津軽こばち(つがるこばち)

津軽三味線の家元のひとり娘。

普段はクラスメイトはおろかイヌやネコからも避けられるほど地味だが…

ねぶた祭りの夜に三味線ロケンローラーに変身し、祭りを盛り上げる!

  • 【岩手】遠野優真(とおのゆうま)

河童淵親方のもとで相撲の修行をする少女。皿を頭に乗せて相撲をとる修行をしている。

しかし、行儀作法の厳しい家柄のせいか…どうしてもエレガントになってしまうらしい。

  • 【宮城】三日月青葉(みかづきあおば)

伊達政宗を自称する乙女。5歳の時に右目に“ものもらい”を わずらった時に

祖父が伊達政宗の話をしたのだが…

どういうわけか「自分は伊達政宗の生まれ変わりだ!」と思い込んでしまった。

ちなみに“ものもらい”は、すぐに完治したらしい。

  • 【宮城】鳴子キイ(なるこきい)

こけしと会話できる能力をもつ少女。こけし体型を気にしながらも

腹話術で相棒のこけしのコケちゃんに気持ちを代弁してもらっている。

  • 【秋田】男鹿彩理(おがいろり)

なまはげ役を押し付けられた少女。

本来、なまはげ役をやるべき男衆が集団失踪してしまった。

どこへ失踪したかは訊かないであげてほしい…。

そこで、男衆が戻ってくるまでの間の暫定的な処置として

幸か不幸か『特例』でなまはげに選ばれてしまった。

  • 【秋田】巻狩シトメ(まきがりしとめ)

マタギと呼ばれる狩人の少女。祖父の意思を受け継いだのはいいが、軽い性格で

自分へのご褒美として有名ブランドのバッグやらアクセやらを購入する癖があるのが難点か。

  • 【山形】佐藤智恵理(さとうちえり)

さくらんぼの国チェリーリアからやってきた、ふたご姫の片割れ。

本人は人びとの夢がサクラサク手伝いをしている善良な娘なのだが、

姉のサクラは金の亡者で、さくらんぼを売りさばいて荒稼ぎする癖があるとか。

荒稼ぎは、ほどほどに……。

  • 【山形】最上里衣(もがみさとい)

里芋の煮っころがしの道を極めんとする美味しんぼ乙女。

父親と衝突して家出同然で家を飛び出し、

究極の里芋の煮っころがしを目指すために芋煮の修行の旅をすることになった。

  • 【福島】湯本亜路葉(ゆもとあろは)

スパリゾートハワイアンでフラガールとして働く乙女。社長からのオーダーで

《ファイアーダンスをやりながらリンボーダンスをする》などという芸当をやってのける。

  • 【福島】喜多方あさら(きたかたあさら)

喜多方ラーメン…の、まかない目当てで親方に弟子入りした少女。

ある意味ミラクルな失敗をしては、まかない食をお腹いっぱいおかわりすることを生業とする。

★関東★編集

  • 【茨城】水戸葵(みとあおい)

水戸光圀公の意思を引き継ぐ乙女。財閥の娘という素性を隠しつつ(隠れていないが)、

従者の「助ちゃん&格ちゃん」とともに自家用航空機で世直しの旅をしている。

印籠は、おみやげ屋さんで購入したものらしい。

  • 【茨城】TXB-01(てぃーぺけぴーぜろわん)

筑波研究学園都市でつくられたヒューマノイドタイプのカラクリ少女。

試作型は人間サイズだが、初号機は31メートルにも及ぶ巨大ロボである。

体型は製作者の意向により幼児体型である。

  • 【栃木】徳川たま(とくがわたま)

日光東照宮に住み着いている徳川家由来のネコ少女。

相棒のホトトギスとともにひなたぼっこを楽しむ。

  • 【栃木】宇都宮包美(うつのみやつつみ)

宇都宮餃子の化身。多少のキズならすぐ治せるほどの再生力を誇る。

誰よりも餃子を愛しているが、ニンニク由来のニオイを気にするのはご愛嬌。

  • 【群馬】高崎瞳(たかさきひとみ)

達磨大師の意思を受け継ぐ禅寺の少女。モットーは《七転び八起き》

常に片目を閉じているが、彼女の両目が開眼する時こそ、誰かの悲願が成就する瞬間である。

  • 【群馬】下仁田もえぎ(しもにたもえぎ)

下仁田ネギの化身にして癒やしのネギ天使。

心配そうに見つめるだけで風邪を治すという謎の特技を持つ。鍋にはうるさい。

  • 【埼玉】草加ヨネ(そうかよね)

草加せんべい売りの少女だが、100年前の世界から現代へ時空を超えてやってきたという。

100年前の世界へ帰る手段を探しているらしい。

  • 【埼玉】大宮鉄子(おおみやてつこ)

大宮駅近くを闊歩する鉄道マニアの少女。3歳の頃から電車を車両番号で呼ぶほどの筋金入りで、

友人からもドン引きされるほどである。

  • 【千葉】八街えみ&ゆみ(やちまたえみ&ゆみ)

落花生モチーフの双子のアイドルデュオ。だが、なぜか「実は八街ゆみはロボットではないか」

などの憶測が飛び交うなど、本人たちがバラエティ番組の常連となるほどネタが豊富である。

  • 【千葉】野田もろみ(のだもろみ)

醤油大好きな女子。隠し味と称して大量に醤油を料理に投入することを生業とする。

  • 【千葉】成田千秋(なりたちあき)

成田空港でキャビンアテンダントとして働く乙女。そのドジっ子ぶりが

紳士たちに大人気で、それを見た新妻が嫉妬してしまうために

彼女の存在そのものが成田離婚の原因となってしまっている。

  • 【東京】築地はるみ(つきじはるみ)

江戸前寿司の店で働く江戸っ子娘。築地市場でネタを仕入れては【妹寿司(本人命名)】で

新鮮な寿司にして客に提供するのだが、そのたびに

「お、お客さんのために握ったんじゃないからねっ!」という謎のセリフを

赤面しながら唱える癖がある。

  • 【東京】大門ていと(だいもんていと)

東京タワーを階段で踏破するほどの脚力を持つ娘。

7歳のころに珠算日本一に輝いたことをきっかけに

あらゆる物事で日本一にこだわるようになるが…

30サンチの高下駄…もといハイヒールを履くほど自分の低身長を気にしている。

  • 【東京】竹下姫子(たけしたひめこ)

竹下通りを練り歩く読者モデルの少女。スイーツ系ファッションの元祖らしい。

その、ファンシーな外見に反して辛口かつ肉食系というワイルド娘である。

  • 【東京】上野笹葉(うえのささは)

上野動物園の飼育員娘。パンダたちの脱走を許してしまい、その解決策として

『自分がパンダの着ぐるみを身につけて観客をごまかす』という策を思いついた。

「さっさとパンダ探してこい。」というツッコミは禁句である。

  • 【神奈川】趙華来(ちょうからい)

横浜中華街の四川料理店の看板娘。毒舌を言い放つのだが

それが一部のマニアに大受けであることをいいことに

罵倒するたびに相手からチップを要求するようになった。

  • 【神奈川】カレン横須賀(かれんよこすか)

横須賀海軍カレーが大好きなアメリカ娘。“黒船フードファイター”と称されるほどの大食らいで

大食い世界選手権で2位の選手がギブアップした矢先に おかわりを要求するほどである。

★中部★編集

  • 【新潟】魚沼 光(うおぬまひかり)

コシヒカリで作ったおにぎりを差し入れする部活のマネージャー。

何の部活のマネージャーなのかは訊かないであげてほしい。

部員からコメの世界の女神として神格化され、崇め奉られているとか。

  • 【富山】薬丸歩(やくまるあゆみ)

富山の薬売りの少女。どういうわけか“ものもらい”になりやすい体質らしく

治ってすぐに再発するためか、いつも医療用の眼帯をしているようにみえる。

  • 【富山】滑川蛍 (なめがわほたる)

ホタルイカの化身。つつましくひかえめな性格で「もっと明るくなりたい!」と思っていたら…

体の発光器官が覚醒し、“体が”光り輝くようになってしまった!

…性格は、あいかわらず暗いままだが。

  • 【石川】加賀華音(かがかのん)

加賀友禅の家元のお嬢様。

幼少時代から誘拐犯に対して「ワタクシはそんなに安い女じゃないわ!」と一喝し、

おやつに高級菓子をねだるほどの強靭な精神の持ち主だが

それが災いしてトモダチがいないという悲しいやつである。

  • 【石川】蓮池刈子(はすいけかりこ)

兼六園で庭の管理を任された庭師の乙女。《メリー・ハスイケ》という芸名を名乗り

しょっちゅう芸術的な刈り込みをしては庭の持ち主を困らせる観光客泣かせな存在。

…まじめにやれ。

  • 【福井】カニ娘(かにむすめ)

ズワイガニの化身にして蟹座のプレセペ星団からの使者。

《蟹山カニ子》という名前で侵略を前提とした地球偵察に来ているが、

両手が蟹爪なのでジャンケンに勝てないうえにヨコにしか走れないという弱点を持つため

思うようにうまくいかないようだ。

ちなみにプレセペ星団系人はズワイガニと同じくオスメスで体格が大きく異なり、

メスは少女のような姿の小柄な娘だが、オスは筋骨隆々とした巨漢である。

  • 【福井】鯖江環(さばえたまき)

メガネ工場からの使者。メガネの普及およびメガネ人口増加のために道行く人びとに

メガネを押し付けることを前提とした抜き打ちの視力検査を始める変質者。

  • 【山梨】勝沼リナ(かつぬまりな)

葡萄ソムリエール。100%葡萄ジュースで酔うことができるという謎の体質を持つ。

  • 【長野】戸隠忍(とがくししのぶ)

戸隠蕎麦の店で働いている忍の里から抜けだしたと自称する乙女。

…というか、もともとシノビだったかどうかすら怪しい。

常に来るはずもない追っ手を警戒しているという怪しさ満点の蕎麦屋店員である。

あと、戸隠そばの元祖が“そば団子”や“蕎麦がき”であることは内緒である。

  • 【長野】長野ふじ代(ながのふじよ)

ふじりんごの化身にして林檎売りの少女。《ふじ》という身長160センチくらいの

日本のどこかにいる姉をさがしている。

塩水でお肌の手入れをしているらしい。《弘前ふじ子》との関係は…

  • 【岐阜】長良篝(ながらかがり)

鵜飼いの少女。鵜と会話できる能力を持つ。

相棒の鵜乃助とともにマンボのリズムでヒップホップダンスを踊る。

  • 【静岡】浜名凪(はまななぎ)

浜名湖の“うなぎライダー”と呼ばれし乙女。『疾きことウナギの如く』とはよく言ったもので

ウナギのごときつかみ所のなさを誇る。

  • 【静岡】牧之原みどり(まきのはらみどり)

お茶処静岡の茶摘み娘。緑茶とともに戴くケーキをなによりも楽しみにしている。

自由に茶柱を立てることができるという謎の特技を持つが、幸運のフラグは立たない。

  • 【愛知】名城こがね(めいじょうこがね)

名古屋城のシャチホコ娘。金(ゴールド)が大好きで、どれほどかというと…

自分自身をゴールドアーマーで武装したり、

「たとえ落ちぶれても金塊を買いに走りたい!」と口走るほどである。

  • 【愛知】海老原みそか(えびはらみそか)

味噌カツ屋のえびふりゃあ娘。《海老ちゃん》という名のカリスマモデルを目指しているらしいが、

なぜか友人からは《みそっぺ》というモデルらしからぬアダ名をつけられ困り果てている。

★近畿★編集

  • 【三重】鳥羽志摩子(とばしまこ)

海女を生業とする人魚族の娘。

人魚族だが…魚介類を主食としているあたり性質はシャチやオットセイに近い。

父親のペットの真鯛を捕食してしまったことで父親の怒りを買ってしまい、

声を奪われ陸に追放された志摩子だが、

その父親への当て付けといわんばかりに海女になったことによって

彼女の主食兼友達の魚介類が乱獲されるという

父親にとって想定外の二次被害が出てしまっている。

  • 【三重】鈴鹿周(すずかあまね)

鈴鹿サーキットのレースクィーン。行方不明の母親を探すためにレースクィーンになったのだが、

その過程で鈴鹿サーキットのコースのごとき屈折した性格になってしまった。

  • 【滋賀】甲賀狗実(こうがくみ)

甲賀の里の女忍者。「抜け忍になって運命に翻弄されたい」という夢を見ているが、

あまりのダメニンジャぶりに、里を抜けるどころか忍者をクビにされかかっている。

  • 【京都】宇治原茶々(うじはらちゃちゃ)

玉露を思わせる茶道家元のお嬢さん。…だが、茶ムリエを自称したり

野点(のだて)の席で“ぶぶ漬け(お茶漬け)”を提供したりと、やりたい放題である。

  • 【京都】祇園舞子(ぎおんまいこ)

舞妓姿の芸者ガール。しかし…ワビサビには程遠い“じゃじゃ馬”であるために

お客からは“ぶぶ漬け(お茶漬け)”を押し付けられるくらい軽視されている。

…本人は何も思わずに三杯ほど、おかわりするのだが。

  • 【大阪】難波果月(なんばかげつ)

くいだおれ人形を崇拝する漫才師。ツッコミが得意で、

《なでしこ師匠》を自称するほど自分のギャグに自信があるが、

“へのつっぱりはいらないほど”の自身の自信とは裏腹に、激しすぎるツッコミと

お寒いギャグのせいで相方を募っても、まったく集まらないためピン芸人として活動している。

周りから『実は正統派アイドルのほうが向いている』と言われているのは本人には内緒である。

  • 【大阪】恵美須胡乃実(えびすこのみ)

お好み焼きの店《えべったん》を手伝う少女。…なのだが、

本人はお好み焼き作りが致命的に下手で、客に「コノミたんよりうまく作ったらアカン」と

余計な気を使わせている。

  • 【兵庫】フローレンス北野(ふろーれんすきたの)

旧トーマス邸に住まう、お金持ちの風見鶏系少女。

どこでも特性“てんねん”を発揮し、周りの状況を無視してお茶会をひらく癖があるが、

周りの人たちは、なぜか彼女の雰囲気に流されて巻き込まれてしまう。

  • 【兵庫】四則京(よつのりけい)

スーパーコンピューター“京”の演算スピードを思わせる高速娘。

「2位じゃだめなんです」といいつつ世界一のリッチメンと結婚できる確率を計算しているらしい。

…そんな考えをしているうちは、ジョブズやゲイツには敵わないのだが。

  • 【奈良】春日小鹿(かすがこじか)

鹿の化身の少女。それゆえ観光客から鹿せんべいをもらうことを趣味とし、

鹿せんべいをもらったらお辞儀をする癖がある。

  • 【奈良】東大寺ルシャナ(ひがしおおでらるしゃな)

奈良の大仏の化身。1日じゅう座禅を組んでいるため運動不足になりがちなので水泳を始めた。

1261年も生きているらしく、通常時は172センチほどの大きさで体重は54キロだが、

変身すると294センチに巨大化し、体重は38万キログラムにも達する(!)。

  • 【和歌山】南部小梅(みなべこうめ)

紀州の梅干しが大好きな女の子。世話やきタイプらしいが、

治療のためと言いつつ傷口にさえ梅干しを貼り付ける、おせっかいな少女である。

  • 【和歌山】古道クロエ(ふるみちくろえ)

雑賀孫市を思わせる風貌の乙女。秘密結社でヒットマンとして暗躍している。

…が、いざというときになると相棒のヤタガラスに頼りきりである。

趣味はパワースポットめぐり。

★中国四国★編集

  • 【鳥取】福部海砂(ふくべみさ)

鳥取砂丘という名のシルクロードを旅するベリーダンサー。

白馬ならぬラクダにのった王子様との出会いを夢見て今日も夜の砂丘を彷徨う。

…が、彼女に熱を上げるのは王子様ではなく相棒のラクダのラク太なのだが。

  • 【鳥取】二十世紀梨花(ふたとせきりか)

二十世紀梨がロゴマークのナシ・コンピュータ社を率いる乙女。

鳥取をふたたび梨収穫量日本一にするために学問に励んでいたら

いつのまにかIT業界で名を挙げるほどになっていた。

船橋市出身の非公認キャラも真っ青でなっしー。

  • 【島根】神在月乃(かみありつきの)

出雲大社で神職をつとめる少女。

縁結びに定評があるため、彼女の元を訪れる恋愛志願者が後を絶たない。

自分自身の縁結びを目論んでいるが、うまくいかないらしい。

  • 【岡山】桃花子(ももはなこ)

桃太郎伝説になぞらえた人生を送る少女。

親衛隊の《わん子》《あい子》《けん子》とともに諸国をめぐり鬼退治の旅をしている。

しかし、時代劇に影響されすぎたせいか、

数え歌を唄った後で「浮世の鬼を退治てくれよう桃花子」と見得を切る癖がついてしまった。

  • 【岡山】吉備野アレキサンドリア(きびのあれきさんどりあ)

マスカットのごとき乙女。恋には奥手だが、

その美貌で現役グラビアクィーンとして活躍中!

  • 【広島】厳島紅葉(いつくしまもみじ)

もみじまんじゅう刑事と呼ばれる乙女。なぜか特命刑事としての道を歩んでいる。

罪には厳しく人には甘く…がモットーらしい。

  • 【広島】宮島安芸乃(みやじまあきの)

厳島神社に務める頼れる巫女さん。いつも浅瀬で立ち仕事をしている。

そのせいか冷え性に悩まされている上に、干潮になると生足が見えてしまうという

謎の悩みを抱えている。

なぜ浅瀬で立ち仕事をしているかは訊かないであげてほしい。

  • 【山口】下関ぷく(しものせきぷく)

トラフグの化身にして、しびれ薬の専門家。いつもほっぺをふくらませている。

「ど、毒なんて入ってないんだからねっ!」と謎のセリフを唱えながら

少量の毒を盛ったお茶を提供することを趣味とする。

  • 【徳島】鳴門巻(なるとまき)

鳴門海峡の渦潮の化身。水泳部で唯一の高飛び込みの選手。

というか、高飛び込み以外の水泳の技術を持ち合わせていないうえに

水に入ると浮かない体質であるため、高飛び込みしかできない。

高飛び込みの技術はプロに匹敵するのだが…。

  • 【香川】釜上鶴里(かまあげつるり)

讃岐うどんの店の娘。コシの強さと喉越しの良さを兼ね備えた麺打ちができる。

曾祖母に後押しされる形で うどんを究めるためのお遍路の旅に出かける。

  • 【香川】大石女神(おおいしあてな)

オリーブの化身。長女である自身を含めて13人兄弟がいる。

謎のネーミングセンスを持つ父親を持っているが、

両親が「働いたら負け」を信条としているため、

彼女がそんな両親に代わって家族の面倒を見ている。

  • 【愛媛】宇和島実果(うわじまみか)

西宇和みかんのイメージガール。

お世話になった人たちへ あぶり出しのメッセージを送る謎の癖がある。

大晦日はこたつに潜り込んみかんを頬張りたいらしい。

  • 【愛媛】松山詩季(まつやましき)

正岡子規のファンにして俳句や短歌を読む少女。会話を七五調(字余り)で唱える癖がある。

ホトトギスのモノマネを特技としている。

待つのか、鳴かせてみるのか。

  • 【高知】坂下りょう(さかしたりょう)

坂本龍馬を自称する乙女。

剣道部をサボりながら、ニッポンに未来に思いをはせる。

  • 【高知】土佐野綱(とさのつな)

土佐犬のごとき乙女。5歳のころに人形のペペちゃんしか友達のいない娘の身を案じた父親は

何を思ったか、娘を『強い男』として育てることを決意してしまった。

そうして闘犬センターで鍛えられ、17歳になった彼女は密かにギャルにあこがれている。

★九州沖縄★編集

  • 【福岡】長浜紅生(ながはまべにお)

博多とんこつラーメンの紅生姜娘。《早い・うまい・安い》をモットーに

日本一のラーメン屋を志す…のはいいが、

麺は《粉落とし》か《湯気通し》でしか出さない上に、

スープを作るたびに相棒の黒豚のブゥちゃんが代替わりするため、

一部のお客さんからは不評である。

  • 【福岡】中州明子(なかすあきこ)

辛子明太子の化身の少女。たらこくちびるが原因で辛子明太子の化身となったらしい。

そのコメントは辛子明太子のごとき辛口と的確さ、そして

マヨネーズのごときクリーミーさを併せ持つとされる。

  • 【佐賀】有明美潮(ありあけみしお)

ムツゴロウとよばれる魚の化身。プロの泥サーファーで動物好きだが

動物からはあまり好かれないそうだ。

  • 【佐賀】古井万里(ふるいまり)

伊万里焼の陶芸家。しかし、本人が妥協を許さずに皿を焼いては割るということが災いし、

全く作品が完成しない。余談だが、本人のハートも割れ物注意らしい。

  • 【長崎】森家蘭(もりいえらん)

ハウステンボスの風車娘。

オランダ系ハーフで園芸部員でチューリップの栽培をしている。

オランダに住む宮殿の女王さまとは仲良し。

  • 【長崎】佐世保みなと(させぼみなと)

佐世保バーガー店の看板店員。客には《パティ》という通称で呼称させている。

お得意の“ばくはつスマイル”はチップを払えば、こうかばつぐんの威力になる。

  • 【熊本】火野乙女(ひのおとめ)

阿蘇山での山ごもりを趣味とする柔道ファンの少女。

その柔道好きは、常に稽古のためのマイ畳を持ち歩くほどである。

  • 【熊本】西瓜はずみ(にしうりはずみ)

スイカの化身の乙女。なぜかビーチに出るたびにスイカ割りの恐怖におびえている。

熊本ウォーターメロンズというビーチバレーチームに所属する選手。

95センチのバストはビーチバレーを盛り上げるのに十分すぎるほどだが、

試合中、チームメイトにボールと間違われてレシーブされるという悩みをかかえている。

  • 【大分】臼杵果穂(うすきかほ)

かぼすの化身の少女。《ヴィクトリア臼杵》というペンネームで活躍する漫画家で

妄想癖があり、常にむふふむふふしている。

デビュー作『ファーストキスはカボスの香り』は、

本人いわく酸味の効いたラブストーリーらしいが

本人の恋愛経験は皆無なので、ところどころ恋愛に関する描写が不足している。

漫画家にとって経験がないのは致命的なのだが、

それを『風の強い日を原稿の持ち込みの日に選び、その日にスカートを着用する』

…という方法で補った。

  • 【大分】別府黄泉(べっぷよみ)

別府温泉郷の観光ガイド娘。

5歳の頃に美少女戦士にあこがれた少女が

17歳の誕生日に、別府温泉に訪れた閻魔大王から変身能力を授かった!

「閻魔大王にかわって、おしおきよ!」というキメゼリフとともに

浄玻璃ミラーで悪事を暴き、ミラクルヤットコで悪のウソツキの舌を抜き取る!

  • 【宮崎】日向ぴよ子(ひゅうがぴよこ)

ひよこ子役女優。10歳にして役者の地位を獲得した少女。

しかし、本番以外で『ぴよこちゃん』よばわりすると激怒するので

スタッフやマネージャーに恐れられている。

そして16歳になった彼女は、《PIYOKO》と芸名を改め

舞台のほかにグラビア撮影もこなすようになった。

  • 【鹿児島】種子島小宇宙(たねがしまこすも)

種子島宇宙センターお抱えの宇宙飛行士。

Z星人が地元に出現した時に、自らすすんでアブダクトされに行ったという

筋金入りの宇宙ヲタクである。

その時に鼻の奥に埋め込まれた金属片が、なによりの自慢だったりする。

  • 【鹿児島】大根桜子(おおねさくらこ)

桜島大根のごときポッチャリ娘。

常に、その桜島めぐりで鍛えあげられた脚を“大根足”呼ばわりされているが、

そう呼ばれて怒ってふくれる顔が可愛らしいと見ているファンもいる。

本人にとっては、いい迷惑だが。

  • 【沖縄】喜如嘉奏(きじむかかなで)

キジムナーの化身の乙女。地元の子どもたちのガキ大将的存在。

沖縄の弦楽器による楽器の演奏は好きだが、お世辞にも上手とはいえず、

演奏の後は、ほぼ確実に近くに住む魚や鳥や人が気絶して倒れている。

いわゆる“下手の横好き”である。

魚の目玉が好物らしい。

  • 【沖縄】首里カナイ(しゅりかない)

首里城のシーサーの化身。警備委員としてシーサーばりに学校の警備をしている。

ちなみに、彼女の兄は自宅しか警備しないらしい。

★アクドール★編集

各地で暗躍する謎の組織で

どんな目的で活動しているかはナゾ。

ひょっとしたら、ただの憂さ晴らしなのかもしれない。

  • 《アッセンマイヤー》

新潟の佐渡金山の娘だった。

佐渡金山を復活させるためにペテン山師に捕まり、それが原因で親元を離れグレてしまった。

  • 《ステマージョ》

滋賀県の近江商人の娘だった。

しかし、生きてゆくためには嘘も必要だと反発し、親元をはなれグレてしまった。

  • 《エセレヴィ》

岩手県のタンス職人の娘だった。

もとは清楚な少女だったらしいが、セレブに憧れるあまり親元を離れてグレてしまった。

改めて振り返ってみると、見事なまでに奇人変人揃いである。編集


後の評論家は語る編集

この作品はすでに原作を放棄されたものであるため、

愛するファンの方がたに委ねられている…と。

雨の中傘をささずに踊る人間がいてもいい。自由とはそういうことだ。


あとはめんどくさいから攻略ウィキを見るにょー。編集

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