概要
馬潔とはブルーロックにでてくるキャラクター、馬狼照英×潔世一の非公式BLカップリング
世界一のストライカーを育てるため、「ブルーロック」に集められた300人のうちの2人。
その中でも圧倒的な力を持つ馬狼は、潔に立ちはだかった最初の壁と言える
主人公・潔には多くのライバルがいるが、
潔と対峙した馬狼のプレイスタイルは予想の斜め上をいくものであり、
2人は唯一無二の歪な敵対/信頼関係で結ばれることになる
潔の才能と成長力を喰おうとするキャラは多いが、
馬狼の執着は特に凄まじいものであり、
潔世一を喰うことこそが人生の命題にまでなっていった
本編での関係
馬狼照英の活躍全てが潔世一との関係性に執着すると言っても過言ではないため、
詳しくは馬狼照英個人の記事を参考にされたし
ここでは、時系列ごとの「関係性と感情」に特化してまとめていく
以下ネタバレを含みます
一次選考
潔の所属するチームZが最初にマッチングしたのが、馬狼率いるチームXである。
馬狼は圧倒的な得点力を見せつけ、「5ー1」でチームZを下した
馬狼の姿から、潔は絵心のいう「0を1にする」意味を知ることになる
チームXはチームZが敗北した唯一のチームであるが、
逆にチームXはその後勝利を掴めていない
無敗のチームVに挑む際、潔は自分のゴールの方程式を求めて馬狼に会いにいく
「俺が逢った中で一番凄い奴だ!」
「お前みたいに1人でも戦える人間になりたいんだ!」
潔の自意識(エゴ)を潰すと1on1を始めた馬狼だったが、
煽られる形で3度自分のゴールを見せつけることとなる
「戦場にはオレがいる」
「才能ナシがサッカーを辞めるには十分すぎる絶望だろ」
といい去っていく馬狼の背中を見て、潔はカッケェ…とゾクっとするのだった
他チームのトレーニングルームに行くことってできたんだね
二次選考
一度敗北し、互いに後がない状態でマッチング
二次選考以降、馬狼と潔の関係は大きく変わることとなり、
潔世一という存在は、馬狼照英の人生に深く刻み込まれた
再会
凪&潔 VS 馬狼&成早
圧倒的な強さを持ちながらも、協調性0の馬狼はチームとして勝つことが全くできていなかった
負けたことを馬狼は成早のせいにしているが、
負けた瞬間や潔に抜かれた瞬間など、相当悔しそうにしている
潔に選ばれ、
「お前はまだここで終わる人間じゃない」
と言われた馬狼の表情は必見
同チームメイトになり、
馬狼の凄まじい几帳面さ、練習に対するストイックさを潔は知るのだった
潔は馬狼のことを理解しようとするが
1人で勝つことに固執する馬狼は聞く耳を持たず、
次の試合まで議論は平行線を辿ることになる
潔「馬狼ってさどんなプレーが理想なん?」
馬「俺のゴールのために動いてろ 以上。 終了。」
ちなみに、以下の発言を受けて馬狼は呆気に取られた表情をしている
「お前は俺が一生努力しても手に入れられない能力を持ってる」
「お前のその才能は俺とならもっと輝ける!」
じゃあ俺のいうこと聞いとけと馬狼は去ってしまうが、内心嬉しかったと思われる
馬狼の喜ぶことは正当かつ圧倒的な敬意を示されることだ
共闘1戦目
凪&潔&馬狼 VS 玲王&國神&千切
この試合で、馬狼は潔世一という己の人生に立ち塞がる一番の壁を自覚することになった
圧倒的な力を持ちながらも、自分のゴールのみに固執する馬狼は
完全に試合に取り残される形になる
潔は連携するよう説得するがやはり通じない
「俺を支配できると思うな」
潔は気づく
馬狼を変えようとしたのが間違いだった、と
自分が馬狼を喰うしかないと
自分が馬狼の作ったフィールドの闇をゴールに変えるのだと
「俺が喰って光に変える!!!」
それまで馬狼との化学反応にこだわっていた潔だったが、
連携を諦め、馬狼を見捨て、利用し、喰うことで、潔はフィールドを支配した
残された馬狼は潔にパスを出させられるまでの状態になり
圧倒的な敗北を知る
主役は自分だと、
フィールドの王様は自分だと疑わなかった馬狼が
潔によってその玉座がから引きずり落とされたのである
この時の潔の発言は、今までの馬狼の発言を返すようなものである
「俺たちの邪魔すんなっつてんだよヘタクソ」
馬狼は今まで理解できなかったフィールドの脇役たちの気持ちを知る
この敗北感は、圧倒的な主役にゴールを託すことで救われる_____!!
馬狼はこの時、夢破れた自分が活躍する潔を眺める姿まで想像している
自分が敗北者になった姿だ
そして馬狼は自分の生き方を見つけた
その光を 喰らう 悪役にでもなってやる!!!
これが潔が求めていた馬狼との化学反応、喰い合うアンチコンボである
喰いあって、潔を超えて自分のゴールに固執し続ける馬狼のスタイルは
この後もフィールドをかき乱すジョーカーであり続け、
馬狼を王様、いや「悪役」として君臨させていくことになる
試合ののち、潔を認めるようになった馬狼の発言は衝撃である
「お前のやりたい サッカーって どんなだ?」
共闘2戦目
凪&潔&馬狼&千切 VS TOP3&蜂楽
認め合った馬狼の圧倒的な個人技は最強の味方として機能する
※パスはくれない
そして潔とのアンチコンボは、天才糸師凛にすら初見は見抜けなかった
潔と取られてしまった後、
馬狼は凪、千切と3人になるわけだが、潔のありがたさが身にしみて
いなくなったことへの怒りを噛み締めるのだった
U-20日本代表戦
「なんでお前がTOP6じゃねーんだよ。ムカつくぜ」
なんと馬狼はTOP6どころかスタメンにすら選ばれない
潔は糸師凛とのコンビを見込まれFWに抜擢されたのに、である
潔が代表に呼ばれ、自分の名がなかった時の馬狼の表情はなんというか...
もうすごい
馬狼の投入は後半15分
圧倒的な存在感を読者に与えてきた潔だが、
U-20戦では糸師兄弟などに埋もれ己のゴールの活路を見いだせなかった潔。
馬狼の投入によって流れが変わることになる
絶対潔にパスを出さない馬狼に呆れる潔は必見。
日本、いや世界が注目する舞台で潔だけに固執したプレーを続ける馬狼はすごい
しかもそれで点入れるんだからどうかしてる
絵心の馬狼への指示を読んで落ち着ける馬潔ファンはいるだろうか?
『潔世一を喰う』ことだけに 固執しろ
試合中、味方のはずの馬狼からボールを奪われた潔との会話はこちら
潔「馬狼…おま!?何やってんだ…!?」
馬「何って決まってんだろ…『潔狩り』だ」
ゴールを決めてる時の馬狼の発言がこちら
「貪るぜ。潔」
おまえの光はオレのモンだ!!!
ゴール決めた馬狼に
「ヤッべえ!!!」
って言ってる潔が馬狼の首に触ってるのも最高です
新英雄対戦
ドイツを選んだ潔、イタリアを選んだ馬狼は
全く異なる環境でトレーニングし、そして敵として戦うことになる
馬狼との再会は、3戦目。
年俸1億でブルーロックランキング現・1位の馬狼の再会。
「逢いたかったぜ。ヘタクソォ」
「やっとお前が喰え…(潔と激突)くっ… 喰える」
「ヨダレが止まんねえぜ」
なんと髪に赤いメッシュを入れている
本人は年俸一億突破記念と言い張っているが、周囲から
「イサギに逢う前に気合い入れたいとか言いだした」
「さながらデート前夜の乙女のよう」
とか言われる始末。
実際そうだったんでしょうね!!
これからの試合で、2人の物語がどう動いていくか楽しみである