ダメよ、さくらちゃん。そんな事しちゃ。
だからね、さくらちゃん。お願いだから、お金はね……
いいかげんにしろ! エクスチェンジャー!
負債はしっかりと取り立てさせてもらうぞ!
CV:野上ゆかな(現・ゆかな)
概要
1997年に出された落ちゲー『マネーアイドルエクスチェンジャー』のサブヒロインでありもう一人の主人公。
同作メインヒロインの三越さくらがとってもアレなので結構不遇。そのため真メインヒロイン扱いされる事も多々。
名前の由来は「高島屋」と「あさひ銀行」(りそな銀行グループの前身のひとつ)
やはり、原作ゲームと漫画版では多少設定が異なるので注意。
ゲームのあさひ
CDドラマや小説版ではこちらの設定が用いられている。
地方零細銀行頭取の娘で、三越さくらの幼馴染。そして、さくらの最大の被害者。
とはいえ、自身の趣味が出資と回収(要はクラスメートに金を貸して、利子をつけて返済してもらう)というあたり、やはり類は友を呼ぶとしか言いようがない。
しかし、本作キャラクターの中では自己主張が乏しく気弱ではあるが一番の良識派かつ人情溢れる人物で、いつも外道なさくらをたしなめ(あまり効果はないが)さくらのブレーキ役を果たしている。小説版においては、さくら自身「あさひちゃんに言われると逆らい難い」と認めるほど。
その一方で人情に篤いお人好しのために、さくらによっていつも借金を踏み倒されている上、事ある毎にさくらから理由をつけられては金銭を巻き上げられている。踏み倒された借金の総額は123万4000円。
その借金の怒りから脳内麻薬コソドルフィンを分泌するようになり、その力でマネーアイドルデットマイザーに変身する。(が、さくらを友達と思いながらも怒りを秘めている、そんな自分を嫌悪もしている)
小説版では担任の坂田先生(さくらの従兄。マッカーモーカリー)に恋心を抱いている描写がある。
ゲームのデットマイザー
恨み辛みを正義に変えて!
赤札・質札、花と咲く!
マネーアイドルデットマイザー!
根こそぎ返していただきます!
上記の通り、さくらに対する怒りが頂点に達した時に分泌される、脳内麻薬コソドルフィンの効果によって変身する、もう一人のマネーアイドル。ウサミミ少女。
この姿になると、怒りや恨みが骨髄になっている事もあり、行動や口調が粗暴になる。いうなれば半二重人格的な状況になっている。
元々がさくらへの怒りで変身している一方で、そんな自分への嫌悪もあるため、さくらの前に出る時は正体を隠すために顔をバイザーで隠している。(ただし、さくらにはバレバレだったりする)
漫画版のあさひ
銀行頭取の娘で人情に篤いお人好しな、さくらの幼馴染である事は原作ゲームと共通するが、さくらからは心より大切に思われており借金も(ある程度は存在するだろうが)ゲームほどひどくはない。
ビル・バンクとは気弱のシンパシーから両想いの仲になる。のちにノート一派に目を付けられ、さくらに対する人質として囚われ、強制的に記憶消去込みの改造手術を受けさせられて強化人間デットマイザーとしてさくらの前に立ちふさがる。
あさひに手を出せないさくらは、その際に半死半生の目に遭った。だが、さくらとの友情の絆から消されたはずの記憶が蘇り、マネーアイドルデットマイザー(エクスチェンジャー技の2号)として覚醒する。
覚醒後はさくらと共に肩を並べて正面から戦うとともに、時に変装能力を駆使するなど搦手を用いてエクスチェンジャー(1号)をサポート。最終決戦ではビルと共にさくらを先行させるための殿を務めるも、欲虫人間たちが持ち出したミサイル兵器を前に倒れ意識を失う。ビルはあさひをかばい一人奮闘するもパワードスーツのバッテリー切れを起こし行動不能に。しかし、そこに宇宙から復帰したエヴリワーカーとエルディレイバー、さらに事態を知ったルルーラが駆け付けてビルと共に助けられ、さくらと欲虫たちとの最終決戦に全員を引き連れて登場する。
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