この記事はネタバレ要素を含みます。
羽入「梨花。できることなら教えたくはなかったのですが。最後にひとつだけ、あなたに教えましょう。それは…ボクにまつわる宝の中で、最も重要で…最も意味なる力を持つもの。その名を…神剣・鬼狩柳桜。死が新たな世界の始まりでしかない繰り返す者を…殺すことができる剣です」
梨花「「繰り返す者」を殺す事ができる剣‥・・・。」
概要
綿流しの祭事に使う鍬と同じく、鮮やかで透き通るような金色をしている。
鍔が無い代わりに刀身の根本が菱形に広がっており、鞘に収まってる時は通常の刀の形状をしているが、抜刀すると七枝刀のように刃先が3本に枝分かれする。
その昔、雛見沢が鬼ヶ淵村と呼ばれていた遥か昔に、沼から湧き出る鬼達によって、村は度々襲われ、村人は混乱を極めたが、天から啓示と鬼狩りの刀「柳桜」を授かった古手家の開祖、半人半鬼の血を引く最古で最初の人間古手桜花が、この刀で村に厄災をもたらした鬼神を討ち取り、その後、刀を永遠に封印したと言い伝えられている。
これは古手家に伝わる古文書にも記され、梨花はこれらの古文書と羽入から聞いた話によって、鬼狩柳桜の存在を知り、祭囃し編では、それをもとに『古手桜花と「その母」のやり取り』を、梨花が回想している。
1説にはオヤシロ様の御神体の中に埋め込まれてるとあるが、確かめたものは居ない。
言祝し編など外伝などで登場する程度のものだったが、長編であるひぐらしのなく頃に業の猫騙し編から事態の解決に重要な役割を持つ鍵として登場している。
羽入曰く、「死が新たな世界の始まりでしかない、『繰り返す者』を殺すことができる剣」。
しかし自害するつもりの梨花が見つけた時には剣の姿はなく、刃の一部が小さな欠片となって残っていた。ひぐらしのなく頃に卒の神楽し編では沙都子が回収した際に刃の一部が欠けてしまい、剣は彼女がゴミ置き場(?)に捨てていたことが判明した。後に梨花と沙都子の一騎打ちの最中剣の刃が修復され、梨花は漸く完全に剣を手にすることができ、彼女を追いつめる(対決の結果は最終回で明かされる)。
綿騙し編の時点で剣の姿が見当たらないことは判明しているが、これが何を意味するのかは不明。
本体自体は存在するようだが…。