魔王睦月
まおうむつき
基本的には艦隊これくしょんの睦月のことを指すことに変わりないが、大まかにふたつの意味に分かれる。
①睦月の話し方が魔王っぽいよね、というイメージから睦月に魔王のような格好やポーズをさせていること。
②ドラム缶を用いた遠征任務をひたすらに繰り返した結果、高レベルにならないとなれない改二にまでなったアルティメット睦月のこと。
当項目では②について説明する。
ドラム缶は我々がイメージしやすいサイズであるドラム缶風呂に用いられたり、工事等に用いられたりするあのサイズが200Lのサイズであり、種類によって重さは違うがたとえ中身が空であろうとも20kgから30kg程度の重さがある。
そして遠征任務ともなれば中身が空なわけもなく、戦時中はドラム缶を用いた輸送では満タンにすると沈んでしまうために半分程度だけ入れた状態のドラム缶を輸送に用いていた。
さて、半分であろうと先のドラム缶で言えば100L程度の内容量となり、その重さは中身次第で変動するものの、仮に水(1L=1kg)であっても100kgもの重量となる(ドラム缶自体の重量と合わせれば120kgから130kg程度か)。
なお、睦月は素の状態ではふたつではあるが、改になって以降は3つの装備をつけることができ、遠征を効率化させるためには3つの装備スロット全てにドラム缶を持たせることが良いとされる。
これは言い換えれば毎回360kg〜390kg程度の重さのドラム缶を持った状態で遠くの基地等からの輸送任務を行っているとも言えるだろう。
また、経験値で言うならば睦月がレベル1から改二になれるレベル65までに必要な累計経験値は219500であり、輸送遠征任務限定で高い経験値を取得できるのは「東京急行(弐)」の70である
そのために東京急行(弐)のみをひたすらに続けて改二になるためには3136回もの遠征任務が必要となる(大成功による取得経験値の増加は計算しないものとする)
これらのことからこのアルティメット睦月は最大約390kgもの重り(ドラム缶)を持った状態での遠征任務を3136回もの間行った猛者であると言えるだろう。
その能力について短く説明するならば「圧倒的な身体能力」の一言に尽きる
以下は恐れ多くも確認できたその片鱗を箇条書きで記した記録である
・出撃や演習と比べると僅かな経験値しか入手できない遠征任務だけにひたすらに従事して、改二の高みにまで至った
・手から離しただけのドラム缶が地面に半分めり込んだ。なお、めり込んだ際の音は「ドスッ」「ズンッ」という極めて鈍重な音
・ドラム缶を手から離した睦月のことを確かに見ていた筈の清霜が睦月を見失い、次の瞬間には周囲のどこにも無かった筈の単装砲を装備した状態で睦月に背後を取られていた
・大発動艇(9.5t)x3つを片手で楽々運搬
・戦場にて燃料切れで動けなくなっていた清霜のために燃料入りドラム缶を素手による投擲一回のみで届ける
・さらに自ら投擲した燃料入りドラム缶を走って追い抜いてキャッチする
・投擲とキャッチされた衝撃で燃料入りのドラム缶は変形するほどの衝撃だったにもかかわらず自分は無傷
・たった数年の遠征従事により、目にも止まらぬ輸送任務を行えるようになる
・↑の結果、所属する鎮守府では資材不足という事態が無くなった
・所属する鎮守府において仲の悪い島風と天津風のふたりによる喧嘩を「不毛な争い」だと言いつつも見守る
・遠征中における訓練において当然の指南役
・↑の訓練中に突如背後から現れた敵2体(に扮した潜水艦2隻の的)を、現れたことを確認してから持っていたドラム缶を頭上に放り投げ、直前まで影も形も無かった単装砲を何処かより取り出し、高速移動で敵の横を駆け抜けつつ2体ともまとめて木っ端微塵に瞬殺
・↑さらに駆け抜けた先に放り投げていたドラム缶が落下してきて華麗にキャッチ
・↑でのドラム缶のキャッチする際の音が上述の地面に半分めり込んだ際と同じ「ズンッ」
・悩みを抱えつつもそれを隠している大和にさりげなく近づいて気遣う優しさも併せ持つ