演:中村ゆりか、CV:豊崎愛生
概要
さいのたま女子高等学校(通称:さいじょ)1年生。
「バカ」こと田中望や「ヲタ」こと菊池茜とは小学生時代からの友人で、3人でよくつるんでいる。
常に無表情のポーカーフェイスであり、バカから「感情が死滅しているから」ということで「ロボ」と呼ばれている。だが感情が無いわけでは無く、稀に感情的になることもある。
つけた自分もあだ名が欲しいというバカに「二頭身」「雑魚キャラ」「家族が裸族」と悪口にしか思えないあだ名ばかりを提案した。しかもバカがいない所では彼女のことを「カス」呼ばわりしたこともあるなど、バカに対してはなかなか毒舌。
バカやヲタとは対照的に無表情かつ寡黙ながら、独特な本を好んだり、家で微生物をペットとして育成しており、しかもそれらを入れたシャーレを持ち歩き、あまつさえ学校にまで持ち込んだり(アニメでは空気に触れると厄介なものも含んでいるという)など、独特の感性の持ち主。ゆえにバカほどではないが奇行も目立ち、電車のオノマトペをまったく気づかれないほど再現したり、自分が作った迷路で“不老不死で天涯孤独”のゴールに辿り着くとニヤついたり、トイレでは奇怪な音を出したりと、何の前触れもなく意味不明な行動を取ることがある。普段は淡々としながらもなかなか頑固かつせっかちな性分で、「待つのは3分まで」というマイルールを作り、下校直前に雨が降り出した際には傘がないにもかかわらず止むのを待たずに帰ろうとするなど、良くも悪くも周りに合わせて取り繕うということをしない。
頭が非常に良く、中学の時はバカやヲタとは別の進学校(「マジメ」こと一奏と同じ)に進み、中学の全国模試では一桁台をとっているとの噂が立つほど。そのためバカやヲタとは小学校卒業以来疎遠になっていた。その彼女がなぜ高校から(4歳児の知能レベルと同じ偏差値しかないと言われる)さいじょに進んだかというと、中学ではその変人ぶりから「何を考えているのかわからない」と孤立していたようで、中3の夏に再会しつるむようになったバカ、ヲタと一緒の高校に通いたいという思いからである。学力を無視した進学に納得できなかったバカの説得に対して感情的に反発したり、日頃理系に興味を示していながらヲタに合わせて文系を選択したりと、3人で過ごすことに対しては淡々とした態度とは裏腹に硬い意志を示している。
なおマジメからは中学時代から一方的な憧れを抱かれているが、その過程でバカのストーキングに至ったりと色々空回りしている。
ドラマ版では彼女をメインに据えた朝の連続ドラマ風連作コント「ロボっこ」が劇中放送されていた。