CV:富田美憂
やれやれ。そろそろ僕の概要が必要なんだろう?僕には全てお見通しだよ。
ボクっ娘で金髪ツインテール。
重度の中二病を患っていることから、田中望に中二「病」=ヤマイと名付けられた残念な子。
髪を金色に染めており、腕や太ももに包帯を巻き、頬にはガーゼを貼っている。
自称「アルターニャ王国民とドラゴニア民族のハーフ」である異世界の戦士で、包帯の下には竜の紋章を隠し、そして「ダークソウル」なるものと戦っている…らしい(ちなみに竜の紋章とは実際には黒子が不規則に4つに並んでいるだけで、牡羊座くらい無理があると突っ込まれている)。
通学途中にでよく見かける黒猫を異世界からの使者と思い込んでいろいろアプローチをかけているが、当然無視され続けている。
学力も田中と五十歩百歩の酷いもので、そのため事ある毎に担任のワセダこと佐渡正敬に指導室に呼び出されている。その際も臆面なく中二病設定を語るため彼の頭を田中同様に悩ませており、テストの裏の落書きに関する詰問をされた時には「敵と戦う時に必殺技の名前が必要」と宣い、進路相談の時には散々自分の設定を列挙した挙げ句に「アーチャーになりたい」などと言って佐渡を辟易させた(これに対して佐渡は「あちゃあだよお前は」と返している)。
ただ、親には弱いようで、「親御さんを呼んで話そう」と言われると「じゃあ文系で」とこれまでの態度とは打って変わって2秒で即答していた(その際ワセダのメガネが割れた…)。
他人に対して上記の設定を元に何かと尊大に振る舞っているが、トイレで隣の個室で鷺宮しおりが奇怪な音を出したことに恐れおののいて菊池茜に抱き着いたり、マジョこと久条翡翠に絡むも彼女のグロテスク嗜好に驚いて「マジョだけは…マジョだけは怒らせんとこ」と思ったりと実際の肝っ玉は小さい。
後先も考えなければ学習もしない所があり、カッコつけて木に登ったが降りられなくなった所をマジメこと一奏に助けられたが、アニメでは次の回でまた木に登って降りられなくなり今度はレスキューを呼ばれて救助されているアホの子でもある…。
自分から他人に関わることは少なく、「群れるのは嫌い」と言って距離を取ってはいるが、本当は寂しがり屋らしく、そんな自分を責める一面があり、昼食はいつもグラウンドの端で1人さみしく食べている。
また、自分はつまらない人間だとつぶやいていたマジメに助けられた後で「決してつまらない人間なんかではない」(意訳)と評した。
田中曰く、パンツは普通らしい。