概要
姿形はキジをより豪奢にしたようで、鳴き声は鶴に似ており、青っぽい羽色をしていると言われる。
中国語では鸞をルァン(Luan)と読む。「鸞」はオスのみを指すとも言われており、その場合メスは「和」と呼称する。
鳳凰(ほうおう)の仲間とも言われている。
特筆すべき特徴として、彼等の血が挙げられる。
鸞の血は非常に粘りが強く、ニカワの代用品として弓や琴の弦を修理するのに的している、と言う。
善良な為政者が徳を以て世を治めた時にのみ姿を現わすと言われ、今でも中国ではウェディングドレスの刺繍の柄にこの鳥の意匠を用いる。