黄昏の守護者
がーでぃあん
「アンタ...うざい」
司がモルガナ・モード・ゴンから「私と共に歩むのなら、貴方を守る」と述べられ、彼女から与えられた「The world」の仕様上に存在しないモンスター。
ゲル状で金色の鉄アレイのような姿をしており、その中心にが黄金色の腕輪が配置されている。
実は、司に与えられた一匹だけでなく他の個体も無数に存在する。
モルガナにとっては使い捨ての雑兵に等しい存在だが、その能力は普通のプレイヤーでは勝つ事が出来ない程に強く、システム管理者であった「.hack//AIbuster」の主人公、アルビレオと彼が持つシステムデバッグアイテム「神槍ヴォータン」を一撃で屠るほど。
攻撃は相手に触手を伸ばして突き刺す攻撃のみだが中心にある腕輪により、この攻撃自体がデータドレインに等しい能力を有し、通常のPCなら一撃で即死する。(とはいってもドレインに時間が掛るようで、その間に触手を切り離せば回避できる。)
だが、八相や「.hack//」の主人公カイトが放つものほど強力ではなく、これを受けたプレイヤーも未帰還者にはならず、少しの間意識が飛ぶ程度で済んでいるが、軽度ながらも記憶障害となってしまう。
HPも無限に等しく、通常のPCでは勝てないとされていた。
序盤では司が操る無敵のモンスターとして、彼を襲うPCや「紅衣の騎士団」相手に猛威を振るったが、クリムに”指示されないと動くことが出来ない”弱点を見抜かれて彼に敗北した。
その後、モルガナに離反した司達を始末するために差し向けられた刺客として複数体登場。
一匹は司の操っていた個体と対消滅し、もう一個体は司、ミミル、BT、銀漢達の怒涛の連撃でなんと一般PCである彼らが倒すことに成功する。
が、残りの個体を倒すのには余力が足りず、諦めかけたその時、司の友人となったネコ型の放浪AIマハ(実はモルガナの第六相、『誘惑の恋人』マハ)の自らを犠牲にした行動により全て殲滅した。
なんと「The world」の創造者、ハロルド・ヒューイックに合う為に必要なアイテムを探しにいくエリアの通常モンスターとして再登場する。
エリアでは複数個体出現することもあり、戦闘の際は上記の触手攻撃の他に最上級魔法を放ってくる。だが既に仕様を逸脱しているカイトにとって、触手による攻撃も単なる通常攻撃程度でしかない上に低火力であるため、他作品での活躍が嘘のようなHPが高いだけの雑魚敵と化している。
しかし、黄昏の守護者をデータドレインしてしまうと「タソガレノウデワ」という名前のHPは低いが通常モンスターの中で最も強い相手になってしまうため注意する必要がある。
(恐らく一般PCでも容易に倒せる形態になったと考えらるが、弱体化しなくても倒せてしまうカイトにとっては完全に逆効果なので止めた方がいい)
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