黒白の館で奏でる母娘三重唱
こくびゃくのやかたでかなでるははこてるつぇっと
沙代子(CV:神無月ほのか)
山奥にあるとある洋館の女主人。子持ちの未亡人で、メイドのあやね・一人娘のユキと共に女三人で暮らしている。
亡夫は貿易で財を成した豪商だったらしく、そのおかげで特に不自由なく暮らしている模様。
30代くらいと思われるが年齢を感じさせないグラマラスな美女で、口調も落ち着いた貴婦人といった印象。その一方で性欲が非常に強く、館に迷い込んだ客人にも誘いをかけて体を重ねるほどお盛んなため、あやね曰く「男なしではいられない」らしい。
しかし両刀使いなのか、単に持て余す性欲を発散するためか、夜な夜なあやねと共に地下室でSMプレイに興じて愛を注いでいる。
あやね(CV:四方山みかん)
沙代子のメイド。
彼女の命(あとこういう作品でのメイドの性)で客人のアナタにエッチな奉仕をしてくれる。主にSMプレイでもって「愛」を注いでもらうのが生き甲斐。
実はヤンレズの気があり……
ユキ(CV:薫子)
沙代子の娘で、アナタを「お兄様」と慕う妹系お嬢様。
セリフからして10代前半くらいと思われるが、妖しく漂う色香はさすが親子といったところ。膨らみかけでくびれもできつつある体型らしいので、ゆくゆくは母譲りのナイスバディになるのだろう。
母とあやねのプレイを覗き見ながらオナニーに耽り、情事の現場をアナタに案内しつつオナニーを見せつけて誘惑するなど、まさにこの親にしてこの子あり。
案の定覗き見はバレていたようだが、ユキがあなたに好意を抱いている事を察した沙代子の助言、そしてユキ自身のたっての願いにより、母とあやねが見守る中、大好きなあなたにはじめてを捧げた。
あなた
リスナーの貴方。
ひどい吹雪の中館にたどり着いた客人で、沙代子達の好意で泊めてもらっているうちにどんどん情事を重ねていく………
ナレーター:猫乃緒みみ
この先、衝撃のネタバレがありますが覚悟はおありですか?
ネタバレ
先述通り、ヤンレズの気があるあやね。彼女は沙代子の寵愛に生き甲斐を見いだしており、自身を差し置いて沙代子に愛されるアナタを疎ましく思っていた。
そこで遅効性の毒を目覚めのキスに盛り、せめてもの情けか「解毒剤を貴方の家に送ったので早く去れ」と追い出すと……
なんと屋敷に火を放ち、主母娘を道連れに炎の中に消えていった。
そして焼け跡からは無数の男性の遺骨が発見されたが、奇妙なことに女の遺体や遺骨は一切見つからなかったという。
物語はここで終わっているため、彼女たちの生死はリスナーの想像に委ねられている。体よく邪魔者を追い出したあと屋敷を処分していずこかへ去っていったのかもしれないし、何らかの方法で自分(たち)は骨も残さず燃え尽きるよう仕込んでいたのかもしれない。
なお沙代子の夫は数年前に病死したらしいが、彼もあやねが秘密裏に始末した事を明かしている(他にも関係を持った男たちはいたものの、彼らもやはりあやねに始末された模様。沙代子がその事を知っていたのかは不明)。