「我が歌劇に見惚れるがいい、ドラゴンの王子よ!」
「しあわせにしてくださいね。」
効果
龍后麗姫マーシャル・プリンセス |
SR 光/水文明 コスト5 |
クリーチャー:マジック・スプラッシュ・クイーン/ドラゴンの花嫁 パワー6000 |
ブロッカー |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をシールド化し、その後、自分のシールドを1つブレイクする。 |
自分のスプラッシュ・クイーン・クリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは選ばれない。 |
概要
『超感謝祭 ファンタジーBEST』にて登場したクリーチャーで、スプラッシュ・クイーンにおけるドラゴンの花嫁。
登場時に暴発効果が使えるが、マーシャル・クイーンの様な爆発力あるタイプではなく、シールドを増やしてから1枚ブレイクする、小回りが利くタイプ。
差し引きで1枚シールドが増え、シールドの総数が少ない状況でも問題なく使えるのはありがたい。
同弾におけるスプラッシュ・クイーンの中核を担う1枚なので、サポートカードとの組み合わせは当然良い。
カシス・オレンジは山札操作でシールドに仕込むカードを調整でき、トリガー付きツインパクトなので、呪文側の2枚ドローする効果でアドバンテージを稼げる。
同様に、カシス・パインの呪文側はスーパー・スパークと同じなので、攻防どちらにも癖無く使える。
マーシャル・プリンスならスプラッシュ・クイーン全てにトリガーを付与する為、確実に暴発戦術を活用できる。
第2効果は擬似ジャストダイバー付与。
自分を含む全てのプレイヤーから選ばれなくなり、バトル以外での除去に強い。
コンボの起点となるクリーチャーを守ったり、進化クリーチャーを積極的に採用するなら、進化元を残せる可能性が高まる。
水・光のドラゴンなので、音卿の精霊龍ラフルル・ラブとの組み合わせも有効。
スプラッシュ・クイーンには、水のドラゴンでもある海姫龍ライベルモット・ビターズが存在する為、呪文側も含めて採用は可能だろう。
背景ストーリー
アイドル劇団「マーシャル歌劇団」によって王子にアプローチしており、「億年にひとりの逸材」とされる程の天才女優。
実は海姫龍ライベルモット・ビターズの血を引いており、5人の花嫁候補の中で唯一本当にドラゴンの血統を持つクリーチャー。
余談
シークレット版は波をモチーフにしたウエディングドレスを纏うスタイル抜群のお姉さんという非常に人間に近い姿になり、役者然としていた通常版と違いセリフもしおらしくなっている。
そんな彼女だが、発売当時の現状は残念ながら幸せとは余りにも程遠い事になってしまっている。
と言うのも、スプラッシュ・クイーンは同じ弾で相方のマーシャル・プリンスを初めとした他に優秀なパーツが大量に生み出された事で、最終的に彼女の入る席が無くなってしまうという事態に。かと言ってドラゴンと合わせようにも自己シールド追加+ブレイクが生かしにくい上にアンタッチャブル付与は自身のみにしか効果が無く、どうしても使いづらさが目立つ。
その結果、正統派ゆるふわ系お嬢様に擬人化されたシークレット版ですらなんと他の通常SRと同等かそれ以下のレベルの価格帯で投げ売りされるという、昨今の美少女化シークレットの傾向からは想像も付かない程非常に悲しい事態に陥っている。
彼女が幸せになれる日は、果たして何時来るのだろうか…?