概要
2010年に公開されたアメリカの映画。
監督はダニー・ボイル。
登山家「アーロン・ラルストン」がアメリカ・ユタ州の国立公園の岩場にて滑落を起こし、腕が挟まれて動けなくなってしまった実話を元にした物語。
結構グロいシーンがあるためショックで観客が気を失ったなんて話があるほか、死が近づき追い詰められていく主人公の姿が精神的にもキツいものがあるため、ちょっと閲覧注意な作品である。
実話の再現度は高く、ごく一部を除いてほぼドキュメンタリーに近いとアーロン自身が述べている。
あらすじ
登山家のアーロンはキャニオンランズ国立公園を訪れ旅をしていた。
自転車や歩きで動き回り、道中で偶然出会った女性たちのガイドをするなど旅を満喫していた彼だが、キャニオニングの最中に滑落事故を起こしてしまう。
運悪く右腕が岩に挟まれてしまい身動きがとれず、周囲に人は全くいない。
しかも、彼は「誰にも縛られずに旅をしたい」という理由で、行き先を誰にも告げていないのだ。
絶望的な状況の中、アーロンの体力と精神は刻一刻と削られていく。
登場キャラクター
()内は演者。
- アーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)
自然を愛する若き登山家。
特にキャニオンランズ国立公園がお気に入り。