概要
全てのピクセルで2つしか色の種類が無い画像を表す。厳密には色が2種類であればその組み合わせは問われないが、白と黒であることが多い。
中間の色が無いため、非常にシャープな印象を与える一方、境界線でピクセルの形が目立ち拡大するとギザギザになりやすい(ジャギーが生じやすい)といった特徴がある。
また、アンチエイリアスを持たない2値ペンで描かれた絵、という意味で3色以上用いられている絵にもこのタグが付けられることがある。
同人原稿における2値
同人誌印刷所のサイトには、白黒の原稿は「グレースケール」もしくは「モノクロ2値」で原稿を作成するようにという記載があることが多く、一部のpixivユーザーにも2値という用語はなじみが深い。
カラーイラストと同じ感覚でぼかしやグラデーションを使用できるグレースケールに比べ表現の自由は落ちるものの、ファイルサイズを大幅に減らせるメリットがあり短時間でオンライン入稿が済むため、現在でもモノクロ2値で同人誌が作成されることは多い。