概要
東方Projectに登場するキャラクターで、主にレミリア・スカーレットに関連するタグ。
レミリアはゲーム初登場時の年齢から500歳児と呼ばれることがあり、それをもとにした二次創作である本タグは、その「児童」(または幼児)と「保護者」とが共に描かれた作品に用いられるタグである。
2014年7月現在、レミリアの「保護者」として描かれているのは十六夜咲夜である。
原作においては咲夜は紅魔館のメイド長として館主であるレミリアに仕え、その身辺含め多様な場面でその生活や活動をフォローしている。
この関係性を元にしたレミリアと咲夜の二次創作のあり方の一つとして主従関係がより家族的あるいは親子的に深まった様子で描かれるのが本タグの意味する関係性である。
レミリアが500歳「児」として見出されたため、連動する形でその総合的な保護者としての咲夜が見出されたのである。
他のタグのニュアンスとの類似と相違
二次創作におけるレミリアと咲夜の関係のあり方の一つとして、レミリア側は「おぜうさま」であったり「れみりゃ」であったり「うー☆」であったりし、その様子を受けた咲夜側は「ただし忠誠心は鼻から出る」であったり「完全で瀟洒な変態」であったりと、それぞれがほほえましくキャラ崩壊を起こす様を描くあり方が見られる。
その時はレミリアという存在が極めて高い水準で完成された「咲夜ホイホイ」であるといえる。
一方「500歳児とその保護者」においては、咲夜からしてレミリアはほぼ「我が子」であるため、外からそのかわいらしさに悶えるよりもすでにレミリアとほぼ一体となっており、レミリアを守り育てているような様子となってるため、表面的には激しいキャラ崩壊は見られないものとなっている点に特徴がある。
特に二次創作の咲夜側において見られることのある半ば変態的にレミリアを溺愛する様子があまり見られないことは、「500歳児とその保護者」の特徴の一つと言える。
いずれも咲夜が強くレミリアに惹きつけられ、多大な愛情が傾けられることは変わりないものの、その表現形において違いがある、というものとなっているのである。
タグの用法
本タグには「500歳児」という語を含むため2014年7月現在ではレミリアに限定されたものであるが、「保護者」に関しては特定のキャラクターを限定するものではなく、咲夜以外にもレミリアに対するその保護者性が見出されるキャラクターがある場合は「保護者」に該当するキャラクターは増加する可能性をもつ。
一方で、原作を基にした二次創作においては先述のように咲夜がその立場に似た様子で描かれることが多く、その業務内容(レミリアの直接フォロー)も見る時、咲夜は「はまり役」であるとも言えるのである。