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510

ごーいちぜろまたはごひゃくじゅう

整数・数字の1つ。日産『ブルーバード』の型式名やファンタグなど。
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曖昧さ回避編集

  1. 5月10日生まれのキャラクターの誕生日を祝うタグ。
  2. 名字の1つ「後藤」の語呂合わせ。「後藤さん」こと後藤慎太郎(仮面ライダーOOO)を「5103」と呼ぶ例がある。
  3. JR貨物電気機関車EF510」。
  4. 乗用車:日産ブルーバード』の第3世代(1967年~1972年)に付けられた型式名。北米市場でも一定の評価を得ており、日米両国で「(車の)510」といえばこのモデルを指す。当記事にて解説。

日産/DATSUN・ブルーバード編集

歴代『ブルーバード』の中で910型系(1979年~1983年)と並んで最も人気を博したモデルの1つ。

兄貴分のスカイラインが丁度ハコスカと渾名されていた頃のモデルで、こちらは「ハコブル」と呼ばれていた。

エンジンは、1.3/1.6L 直4 SOHCのL13/L16型エンジンで、1970年には1.3→1.4Lに拡大されたほか、1.8Lモデルが追加された。

ボディは2/4ドアセダン、2ドアクーペ、ワゴン/バンと一通りのバリエーションは揃っており、AT車も選択できた。


一番人気は、1.6L(1.8L:1970年~)エンジンにツインキャブ、前輪ディスクブレーキを備えた最上位グレードの「SSS(スーパースポーツセダン)」で、前後に「SSS」のバッジと砲弾型のミラー、3本スポークのステアリングホイールといった具合に差別化が計られ、外観上の一番の特徴である横に細長いシャープな意匠のリアコンビネーションランプは、「流れるウインカー」ことシーケンシャルウインカーが採用された。

他に、シングルキャブ、ディスクブレーキ、スポーツタイプのホイールキャップの「スポーツ」。乗用車としてのベースグレードの「DX」が存在した。


安価で品質が良かったためにアメリカでは初めてヒットを記録した日産車で、高校生が初めて乗る車といえばこれが定番あったという。

その後も、「青春時代の車」を買いなおした壮年オーナーも多いとか。


1972年、前年から発売されていた610系に完全移行する形で製造終了。


モータースポーツ編集

今見ると小さな車だが、1970年のサファリラリーでは見事トップで完走を果たした。

実は、その前年に映画の撮影のために出走したマシンが5位入賞を果たしている。

  • この映画『栄光の5000キロ』のマシンは、原作では410型だったが撮影当時は510型にバトンタッチしていたためこちらが使われた。

関連タグ編集

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