Egliette
えぐりえって
〜Puppe Regina(人形の女王)
初登場は主人公が晩餐会の会場に迷い込んだ時。
主人公が空いた椅子に着席すると音楽が流れ、(偽物のはずの)扉を開けて登場する。最初は見かけぬ主人公が着席していることに顔を暗くさせていたが、「いつものアレ」を開催し、主人公に問題を出して自分が注文した料理を当てさせる。
主人公が見事に正解を選ぶと、出席を許可してくれる。(間違えた料理を選ぶと主人公が見事晩餐にされる)
次に登場するのは体が小さくなった主人公がダンスパーティー会場にある鏡を潜った先の世界にて。その先でもコンテスト形式のペアのダンスパーティーが行われており、そこに来た主人公は侵入者と見なされてしまう。だが主人公がそこに来た動機を知ると、Eglietteは同情して会場のソファーに触らせてくれる。(動機を答える際は選択肢が出る為、注意が必要)その後Eglietteはダンスで優勝したペアを発表し、優勝したペア以外のダンサーを全員その場で処刑してしまう。(近くにいた衛兵達が銃殺した)
処刑が終わると主人公に死体の片付けを命じ、本人は別室へ移動してしまう。
シアターを見た主人公がダンスパーティーを抜けると、玉座でEglietteが主人公を待っている。Eglietteは衛兵を呼び、主人公の旅路を無理やり終わらせようとする。本人はこの行動を”愚かな賭け”かもしれないと言うが、同時に主人公に決断する番を回し、覚悟を決めるように言うと次の部屋へ移動してしまう。
主人公が元の体の大きさに戻って衛兵の追跡を逃れ(大きさが戻れば反撃することも可能になる)、Eglietteが入った部屋に移動すると、その先の壁で彼女はハサミに打ち付けられており、意識を無くした只の人形になっていた。
Fletaと行動を共にしてからは主人公の裁縫によって無事治り、Fletaと共に行動するようになるが、そこからしばらく、Eglietteの声が聞こえなくなる。(Fletaにのみ聞こえる)
声が聞こえない間でもEglietteは時々Fletaに語りかけていたらしく、Fletaが主人公にあまりにも失礼な態度をとるとその場で注意していたようである。
Fleta編の結末でEglietteの声が主人公にも聞こえるようになるが、そこでのEglietteの言動はFleta編の結末の内容によって異なる。
Fletaのレガリアが貰える結末では主人公との別れを拒絶するFletaを慰めてくれ、王国が無くなっても一緒に居ることをFletaに約束してくれる。
一方でレガリアがもらえない結末ではEglietteがFletaの記憶が十分に戻ってないことを察し、自身の体を何度も破いて中から黒い液体を大量に流してしまう。
いずれにしてもEglietteはFletaと共に消えてしまうが、どの結末でも主人公はEglietteのレガリアMesser und Gabel(ドイツ語で「ナイフとフォーク」)を得られる。
Eglietteに直接会えるのは先述した晩餐会会場の時であるが、姿だけは最序盤で見ることができる。主人公が目覚めて最初にビー玉を探すイベントで、”誰か”が描いたEglietteの絵が壁に貼られているのを見ることができる。