〜Lilliputian princess 「子供の国のお姫様」
概要
主人公が旅する世界で会う少女。カボチャの王国の姫。
初登場時はチェストの中に入れられていた。人形Eglietteとは親友。
遊ぶことやお菓子を食べることが好きであり、主人公とゲームをして遊ぼうとする。良くも悪くも子供らしい性格である。
容姿
金髪であり、登場する人物の中では一番短い長さを持っている。緑の瞳をしている。
シアター内容
Egliette編のダンスパーティー会場の先で見られる、一本目のムービー。(内容の文章は全て英語だが、Movieフォルダ内にあるhtmlファイルにて和訳文が見られる。)
王国の姫Fletaは庭の中で女王Eglietteと一緒に遊んで暮らしていたが、ある日雨が降ってしまい、Fletaは外で遊べなかった。仕方ないので家の中を探検していると、「mutter」と書かれた赤い秘密の扉を見つけ、中に入ってみる。そこに隠されていた手紙の内容は「噓」で満たされており、それを見たFletaは自分は悪くないと強く言い聞かせ、明確な犯人をあげる。その犯人の名前は-
活躍
本人に会う前から不思議な少年の流すシアターで彼女の姿を初めて目にすることになるが、直接会えるのは先述したように主人公がダンスパーティー会場を出た後に見つけたチェスト(中からベルの音が聞こえる)を開けた時。
チェストから出たすぐ後にハサミで壁に打ち付けられてる親友Eglietteを見てしまうが、主人公の裁縫によって治り、Fletaは無事に親友との再会を果たすことができた。その後Fletaは主人公を自分のドールハウスに招待してくれる。通れなかった鉄格子を魔法で通れるようにし、森へ出てドールハウスへ向かおうとするが、ここで異変が発生し、一本道であるはずの森が迷路のようになってしまう。
迷路の異変について森の木が助言してくれるが、Fletaは木に対して失礼な態度をとったため、その木には嫌われてしまう。(代わりに主人公が礼儀正しく話しかけた爲、そこで攻略のアドバイスをしてくれた。)
Fletaは主人公と2人で迷路に立ち向かうが、あまり道に迷うと機嫌を悪くし、1人でどこかへ行ってしまうイベントが度々発生する。
無事にドールハウスに到着するとFletaが中を案内をしてくれる。図書室やプラネタリウムやカードゲーム専用の部屋と、様々な部屋があり、ドールハウスではFletaと神経衰弱と蝶集めゲーム(時間内にどのくらい多くの蝶を捕まえられるか競う)で遊ぶことができる。その後のかくれんぼで主人公が隠れる役になり、偶然見つけて入ったmutterの扉の部屋(その扉は先述したシアターに登場している)の手紙を見つけると、Fletaに見つかってしまう。Fletaは噓は嫌いだと連呼しながら激怒し、主人公を「言うことを聞かない女の子が行く場所」に閉じこめてしまう。そこから脱出した主人公に再び会ったFletaは最後のゲームとして椅子取りゲームをして遊ぼうとするが・・・・・・
エンド分岐(ネタバレ注意)
神経衰弱と蝶集めゲーム、そして最後の椅子取りゲームの勝敗率がエンド分岐に繋がる。一つでも主人公が負けるとバッドエンドに繋がってしまう。Fletaと再会を果たしてから主人公はEglietteの声が聞こえなくなってしまうが、エンドに入ることで再びEglietteの声が聞こえるようになる。
バッドエンドその1
最後の椅子取りゲームで主人公がFletaに負けると発生するエンド。「Bad End n°1~Porcelain(磁器)」。主人公が椅子取りゲームに負けた後に、FletaとEglietteが彼女の自我を完全に奪ってしまう。
バッドエンドその2
神経衰弱か蝶集めゲームでFletaに負け、最後の椅子取りゲームで勝つと迎えるFleta編の結末。
主人公と和解できないまま、FletaがEglietteと共に鏡のように割れて消滅してしまう。
Eglietteの指摘や慰めは届かず、Fletaは我が儘に最後まで拒絶したまま消えてしまう。Eglietteも消滅する前に自身を破り裂いてしまう。
グッドエンド
全てのゲームで主人公が勝つと迎えるFleta編の結末。
Fletaは最初こそ主人公がドールハウスを出てしまうことを強く拒絶したが、Eglietteや主人公の慰めが届き、泣きながらも主人公が旅に出ることを許してくれる。
Fletaはベッドに入るが、そこで主人公と最後に会話をすることができ、Fletaは宝物であるレガリア「RosenGlöckchen」(ドイツ語で「薔薇のベル」)を渡してくれる。また主人公と一緒に遊ぶ約束をし、FletaはEglietteと共に鏡のように割れて消滅してしまう。
余談
クリア後の設定で会える製作者の意見を代弁するカボチャ曰く、初期の設定では初登場時のFletaは花占いをしていたそうである。