プロフィール
公式ストーリー
弓と暗殺の名手、シマダ・ハンゾー。自らが無双の達人であることを証明するため、戦いに赴く。
シマダ一族の起源は数百年前にさかのぼる。彼らは時とともに暗殺集団としての力をつけ、武器と違法薬物の取引から得た膨大な利益で、巨大な犯罪帝国を作り上げた。頭領の長男として父の後を継ぎ、一族を治めることを義務づけられていたハンゾーは、幼いころから様々な訓練を受け、優れた指導力を持ち、天性の兵法家でもあった。技術においてもその才能をいかんなく発揮し、剣術、弓術など、様々な武術の達人となった。
父である頭領が死ぬと、一族の長老たちはハンゾーにわがままな弟を諭し、二人で力を合わせ一族を纏めるよう命じた。しかし、弟がこれを拒みハンゾーはやむなく彼を手にかける。この事件で心に深い傷を負ったハンゾーは父の後を継ぐことを拒否し、一族と、これまで築いてきたすべてを捨て去った。
今ハンゾーは戦士としての技量を磨きながら世界を旅している。己の名誉の回復、そして過去の亡霊たちを弔うために。
キャラクター性能
弓を用いたスナイパータイプのキャラクター。しかし原始的な弓であり照準もスコープも付いていない無骨な武器のためかなりクセが強い。スナイパーライフル程の射程と精度もなく弾速も遅く一定距離からは矢が落ちるとかなりトリッキーな中距離スナイパー。
しかしヘッドショットダメージは最大250とタンク以外は確殺ラインであり、1射1殺のロマンと瞬間火力による存在感の持ち主。
メインウェポン『嵐ノ弓』は弓を引きチャージして放てば射程と威力が伸びる。これでヘッドショットを狙い圧を掛け続けるのが定石。距離が長いとは言えず重量に落ち、着弾の遅い矢の扱いは難しいがヘッドショットすれば面白いように敵が倒れていく。
アビリティ『電光石火』は弓が青く光りフルチャージした『嵐ノ弓』の半分程の威力の矢を最大5連射する。1回打てば5発出る訳では無いので小分けに射撃する事も可能。武器の性能上、近くに詰められると厳しいキャラだけに詰められた場合の生命線であり、ハンゾー唯一の連射攻撃である。
アビリティ2『明鏡矢水』は相手を着弾地点を中心に的を探知するソナー効果を矢に持たせる。壁越しの相手の位置を把握し、顔を出した瞬間頭を撃ち抜いたり、裏取りや脇から顔を出そうとする不届きものを炙り出せる。自らのアルティメットのアシストにも使える為かなり世話になるアビリティ。ちなみにこの矢が相手ヒーローに直撃するとそのヒーローをしばらく探知し続ける。
アビリティ3は『2段ジャンプ』5秒のクールタイムが必要だが2段ジャンプが出来る。退却、移動、『電光石火』と合わせた奇襲&追い討ちなど用途が広い。
パッシブは『壁登り』。これで高所を取り簡単に距離を詰められないポジション取りが行える。2段ジャンプと合わせてフットワークは軽い。
アルティメットは『龍撃波』。「龍が我が敵を喰らう!」の掛け声と共に放たれた矢が巨龍に変身して緩やかに直進。龍に触れるとダメージを受け続ける。この龍は万物を貫通し、どこまでも真っ直ぐ進んでいく。『明鏡矢水』でサーチして壁越しに打ち込むのが理想。見てから回避可能なレベルで龍の進行が遅く赤い巨龍の存在感がありすぎる為余程の一本道でもない限り真正面から打つのはオススメしない。
一部のスキンでは龍が狼に変更される。ボイスも「狼よ!我が敵を討て!」に変更されるなどバリエーションが豊富。
フットワークの軽さで相手との距離を取り良いポジションを取りひたすら矢を叩き込みヒーラーやダメージロールを落としていくシンプルなキャラクターだが『嵐ノ弓』の操作がかなり難しく、やる事の単純さに比べると難易度が非常に高い。
そしてバリア削り能力が『電光石火』に頼りっぱなしで低く、バリア持ちのタンクには特に弱く存在感を出しにくくなる。
特にバリアを貼りつつ中距離に強いシグマは天敵。高所にもすぐ詰めて来てフットワークの軽いD.va、ウィンストンも苦手。『電光石火』は全てヘッドショットを出せば理論上700のダメージを叩き出せるが、お互い万全の状態でのタンクとのタイマンはほぼ勝ち目がなく、フットワークの軽いキャラクターを相手にするのはよほどの技量が無いと厳しい。
仲間にハンゾーが居たらその辺をサポートすると上手く試合運びが出来るかもしれない。