概要
新幹線並みの高規格路線でありながら単線であるほくほく線内で特急列車の運行を邪魔しないために高加減速・高速走行が可能なハイスペック車として新潟トランシスにて12両が製造。
最高速度110km/h、起動加速度は3.0km/h/sで、高速域まで無駄なく伸びる加速力が特徴。
主電動機はMB-5067-A(1時間定格95kW)、制御装置はMAP-104-15VD54(三菱IGBT)。
一部車両はシアタートレイン「ゆめぞら号」として走る。
「ゆめぞら号」は塗装も一般車とは異なり、赤い帯が2本入っている。
北陸新幹線金沢開業により特急が廃止された後に設定されていた最速達列車「超快速スノーラビット」の越後湯沢~直江津間の表定速度は驚異の88.2km/hに達し、2023年に廃止されるまで別途料金不要の列車では最速であった(新快速の米原~姫路は約83km/h、マリンライナーの岡山~高松は約82km/h)。
今後の予定
2018年に北越急行から「平成36年(=2024年、令和6年)にトイレ付き新車へ順次置き換える」という計画が発表された。
しかし、その2年後に発生した社会情勢の変化による経営環境の変化により、その計画は変更され、2023年2月の利用者からの意見への返答にて「2024年度の新型車両導入は考えておりません。車両の導入には大きな経費がかかるため慎重に検討してまいります。」と回答している。
このことから、「快速運転取り止めはHK100形の延命も兼ねているのではないか?」と推測する鉄道ファンもいる。