概要
近未来、北朝鮮により占領されてしまったアメリカにおいて、レジスタンスに所属する主人公を操作して、仲間と共に祖国解放のための戦いを繰り広げるFPSゲーム『HOMEFRONT』の2作目。
前作の続編にあたるが、ストーリー設定面で若干違っているところがある。
ストーリー
かつての輝きは失われ、自由は廃墟の下に埋葬された。
レジスタンスは団結し、再びその手に自由を掴むため戦いの準備を進めている。
いかなる代償を払ってでも…
2029年、KPAによるアメリカ侵攻から4年-
非人道的な統治が行われるフィラデルフィアで、イーサン・ブレディはレジスタンスに参加を決意する。
革命の火を灯し、人々を迫害から解放するために。
登場人物
- イーサン・ブレイディ
本作の主人公。
- ベンジャミン・ウォーカー
レジスタンスの幹部。同志からは尊敬され、KPAからは危険視されている。
- ジャック・パリッシュ
レジスタンスの幹部。弁舌ではウォーカーに劣るが、判断力や気配りには長ける。
- ダナ・ムーア
レジスタンスの女戦士。
- サム・バーネット
レジスタンスの医師。
発売までの経緯
- 前作(『HOMEFRONT』)の発売後、全体的な評価は芳しくなく前作の開発を担当したKAOSスタジオが組織再編の一環で閉鎖されたが、続編についてはTHQが「開発中である」旨の公式声明を出していた。デベロッパーは当初THQの傘下スタジオの1つであるTHQモントリオールスタジオとなる予定だったが、その後公式にCrytek UKが開発を担当することが報じられた。
- ところが、THQが2012年12月に連邦破産法第11章(チャプター11)の適用を申請し、事実上の倒産となったことで開発は暗礁に乗り上げた。翌2013年1月にTHQの資産と知的財産権が競売にかけられ、本作の版権はCrytek UKの親会社であるCrytekが約54万4000米ドルで落札した。
- 版権を取得したCrytekは開発を再開するとともに、正式なタイトルも『HOMEFRONT:The Revolution』に決定したことを公表。また、旧THQの別作品の版権を落札で得たドイツのDeep SilverがCrytekと共同でパブリッシングする旨を2014年のE3にて公式発表した。
- だが、2014年のE3の直後、Crytek UKの社員から「給料やボーナスが未払いとなっている」旨の内部告発があったというニュースが海外のゲーム関連メディアにて報じられた。Crytek本社は最初この報道内容について否認したが、その後の調査でCrytek自身の財政難が発覚し、開発スタッフら従業員は苦情を申し立てて出勤を拒否。更には退職者も相次いだことから、Crytekはリストラ策として2014年7月にHOMEFRONTの版権をDeep Silverの親会社であるKoch Mediaに売却し、同時に開発スタッフを含むCrytek UKの全従業員をDeep Silverが新たに設立した傘下スタジオであるDumbuster Studiosに移籍させることで開発は継続される形となった。この影響で当初の発売予定(2015年)は2016年第2四半期へと延期された。