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Last_note_of_the_golden_witch

らすとのーとおぶざごーるでんうぃっち

『うみねこのなく頃に咲』にて収録されたストーリー。正式表記は「Last note of the golden witch」だが、記事名の制約上からスペースを代替表記している。

※記事内には『うみねこのなく頃に』『うみねこのなく頃に散』及び『うみねこのなく頃に咲』に関わる重要なネタバレを含む部分があるので注意。



御無沙汰を致しております。

まさかあの日以来、ずっとここでお待ちになられていたとは。


本日は、忘却の深淵より手土産をお持ちいたしました。

この香りに、ご記憶はございませんか…?


難易度は、貴方に敬意を表し、高めと致しました。

__私は、だぁれ?


概要編集

フェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラ自身が生み出したこのカケラでは右代宮明日夢が存命。明日夢が死なないファンタジーのために右代宮戦人紗音の淡い初恋は引き裂かれず。突然屋敷に現れた碑文の謎の真意を感じ取った明日夢によって、碑文の謎解きを自身と同じく謎解きの好きな戦人と紗音に勧める。そして黄金を発見するに至る。本来とは違い絶望の中にいなかった紗音は僅かだけ自分の取り分の黄金を受け取り、残り全てを右代宮の親族へ分配した。親族が抱える経済的問題は全て解決し、右代宮金蔵の死を隠蔽する必要もなくなった。


ゲーム盤で他人に成り代わるという能力を見せたピースだが、第1の被害者霧江は明日夢の存在するカケラでは右代宮の人間ではないため、開幕時にいた右代宮霧江こそが幻想描写となる。よって右代宮縁寿も存在せず、恋の種の根に苦しむことのないベアトリーチェも島を出た。霧江同様ハロウィンパーティーに参加していたベアトリーチェ紗音嘉音もピースの能力により、ではなく最初からいない人物らだった。彼女が島を去ることにより源次も島に縛り付けられるものがなくなった。


島を出たベアトは夢を叶えた。戦人の家の近くに住み、同じ学校に通えるという夢を実現した。母親の死と父右代宮留弗夫の再婚に傷付けられない戦人もその軌跡を喜んで受け入れた。縁寿と霧江だけを例外として全てを幸せにした物語、それがラストノートの世界であった。

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