概要
スノーフルに住む、2本足が特徴のモンスターの子供。口癖は「Yo!」。
頭には4本の角のようなものが生えており、本作の主人公と同じく縞々のシャツを着ている。
腕が身体を支えられる構造になってないためか、よく転んでしまう。
アンダインのことを強く尊敬しており、度々「アンダインならなんとかしてくれる」「アンダインってかっこいいよな!」といった台詞が見られる。
なお公式日本語版では「モンスターの子」と呼ばれていることから、「Monster Kid」というのは単なる一般名詞で、個人名というわけではないようだ。
ウォーターフェルに足を進めた主人公に同行し、運命のいたずらかアンダインからの追跡から結果的に何度も主人公を守る形になる。主人公との直接の人物関係はこのウォーターフェルでの立ち回りで決まってくる。
勘違いされやすい要素の多いキャラクターでもある。
まず、海外でも活発な性格とラフな口調のせいでよく少年と間違われているが、実は無性別である。
英語版では男でも女でもない人物を示すための三人称「they」と呼ばれている。(アンダインとの電話で確認できる。)
さらに、作中では腕の存在が絵では描写されてないため、腕がない生物と思われているが、「あんたの手も傘を握れない構造か」という問いがあったり、N/Pルートで橋から落ちそうな時に放置していると「手が滑る」と発言しており、手そのものは存在する。
ナプスタブルーク同様に、公式アートブックの初刷では間違って「彼」と呼ばれたことはあったが、PDF版の発売以来に修正されている。
Pルートを完遂した場合、平和ゆえに冷静に考え直す余裕ができたのか、好戦的なアンダインがいじめっ子のように見えたらしく、情熱は冷めた模様。しかしその代わりにパピルスを尊敬するようになっており、子供らしく時代に合った柔軟な価値観を持ち合わせていることがうかがえる。
関連項目
ズルッグ:そっくりさん
Gonerkid:???
ここから先、Gルートのネタバレがあります。
主人公がモンスターを片っ端から殺戮していることを知ったアンダインから、危険人物であることを警告されてはいたものの、それを信じようとはせず、本当はそんなに悪い人間ではないと思い込んで接しようとする。しかし、他のモンスターからたびたび異様な存在として見られていた主人公から不気味な雰囲気を感じ取り怯え始め、戦闘に突入する。
この時の「ぶんせき」によると、主人公からは「いい カモだ。」と思われていたようだが、プレイヤーはここで攻撃を加えるか攻撃せずにバトルを終えるかを選ぶことができる。
見逃した場合は、やはり自分の思っていた通りそんなに悪い人間ではないことを確信し、誤解を解かせようとアンダインに伝えるため去っていく。当然、Gルートからは離脱することになる。
攻撃を加えた場合は——そこが地獄の始まりである。