概要
1990年代後半、特殊部隊向けにAKS-74Uをベースに消音効果の高い特殊口径9×39mm弾(SP-6)を使用する目的で設計されたアサルトカービン。
9×39mm弾頭は亜音速弾頭(初速が音速に達しない弾頭のこと)で有り、これによって発砲音がほぼ火薬のくぐもった爆発音だけに成る為、非常に高い消音効果を持っている。
しかし、特殊な口径ということで、一般の部隊には用いられるケースは稀だった様である。よって、このOTs-12ももれなく特殊部隊で使用される事を想定して設計されている。
なお、同じように9×39mm弾を使用する自動小銃にとして設計されたものにAS-VALがある。
開発の経緯
AK-47の後継として使用されていたAK-74のバリエーション、AKS-74Uを特殊部隊及び内部治安部隊専用にする為、独自の9×39mm弾のチャンバーを組み込んでみた結果、意外とうまくいってしまったのである。
これぞおそロシア。なので、基本的な外見はAKS-74Uに酷似している。
本銃は、ロシアのTsKIB SOOによって数百丁が初期ロットとしてロールアウトされた。
それらはロシアの内部部隊で使用され、その評価も上々だった様である。
しかし、OTs-12は量産体制に入ることは無く、プルバップモデルにチェンジされたOTs-14 Grosaとして量産される事に成る。
ゲームに登場するTiss
ドルフロにおいて登場するOTs-12は攻略的に見れば「序盤における最強格」である。
序盤で入手できる割には基礎的な能力が秀でており、さらにバフ能力も優秀なのである。