「『あら、指揮官が迎えに来たわ。』(それじゃ、また今度ねーー)【こんにちは指揮官、P22です。】<何かお力になれること、ありますか?>」
「概要です。」「へえ…。」「概要だと言っているでしょう」
P22はドールズフロントラインに登場する戦術人形であり、ドイツの銃器メーカーであるカール・ワルサー社が開発した自動拳銃の能力を宿す人形。
「性能です」「これ間違いよ」「合ってるじゃない。」
レアリティ | 5(legendary) |
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火力 | 28 |
射速 | 62 |
命中 | 66 |
回避 | 110 |
HP | 350(70×5) |
スキル | 決戦の順序(Order of the deadly war ) | 戦闘中、8秒間、味方が存在する列に応じ、それぞれ異なる効果を付与する。「前列:耐久値53ポイントを持つシールドを展開する。」「中列:命中と回避を60%上昇させる。」「後列:火力を25%上昇させる。」 |
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総評としてはトンデモスキルを持ったぶっ壊れキャラ。
前衛にはシールドを付与して生存率を底上げ、前衛の隙ができやすい中列には回避アップを増やして防御。残った後列のアタッカーには火力を25%(本力の四分の一。)アップさせて攻撃をサポート。
臨機応変にコントロールをしてやれば火力支援からバッファー、防御要員にまで何でもなれる。
正に決戦の順序を何から何まで把握し尽くしたスキルである。
「性格ですって」「言うのは嫌よ。」「紹介しましょう。」
とても礼儀正しいお姉さん…かと思いきや『自分自身(或いは脳内友人)と会話する』という特異な習性を持つ人形。言わば多重人格。
彼女のマインドマップ内には「P22」と言う存在が数人(最低三人はいると思われる。)同居しており、いつも脳内会議を繰り広げている。
その為脳内会議がヒートアップしてしまうとわけのわからないタイミングで笑いだしたり泣き出したり、酷いときにはガチギレする。という厄介な面も。
しかしその恩恵は絶大で、想定外の攻撃を受けようが、絶体絶命のピンチに陥ろうが、多数の自分を生かして冷静な判断と適応力で何とかしてしまう。
頼りになること間違いなしのお姉さんである。
「余談…?」「余談よ。」「帰っていいかしら?」
その高性能が祟ってしまい、海外では誓約数は人形一なのに、人気投票では箸にも棒にも掛からないという悲劇を生んだ。
そう、指揮官諸兄は性能アップのために誓約を行うことが多かったため、指揮官諸兄からの愛が全くなかったのだ。
どんな悲劇だ。
そもそも日本人にはどストライクの多重人格設定が海外のプレイヤー達には受けなかったのかもしれない。その為日本での実装に当たってP22に本当の愛をぶつけようと奮戦する指揮官たちもちらほら見かけられた。手に入れたら是非とも可愛がってあげよう。
「カリーナ指輪ァ!」
「毎度ありー!」
なんてことにはならないように…。