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PDCAサイクル

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ぴーでぃーしーえーさいくる

仕事やプロジェクトを継続的に改善していくための管理手法のこと。

概要

PDCAサイクルとは、仕事プロジェクトを継続的に改善していくための管理手法である。計画」「実行」「評価」「改善」の4つのステップによって成り立っており、これらを繰り返すことによって仕事の精度を高めることができる。

具体的には、PDCAという定型化されたサイクルに則って仕事を進めることで、無駄やミスを減らすことができるほか、組織チームの皆が同一の仕事の流れを認識して足並みをそろえられるというようなメリットが得られるのである。

今日では、企業などの組織における品質管理や業務改善のみならず、教育製造営業など、さまざまな職域においてこの管理手法が用いられている。さらに近年では、情報化社会の到来による変化の激しい環境に適応するために、より短時間で課題に対処できるOODA(ウーダ)ループという思考サイクルも普及している。

PDCAの意味

PDCAサイクルは、仕事を継続的に改善してその成果を高めるために用いられるものであり、通常、次の4つのステップを順番にこなしながら実施していく。

計画(Plan)

目的を達成するための目標基準)を設定し、それに取り組むための手段を決める。

この際、「なぜそのような目標を立てるのか」「なぜそのような手段を決めたのか」というような、自身の仮説に立脚した論理的な計画を意識する必要がある。

実行(Do)

立案した計画に沿って実際に仕事を行う。

この際、実行中に得られるデータについては、次のステップである「評価」の際の判断材料にするためにこまめに記録する必要がある。

評価(Check)

実行による結果を振り返り、良好な点と問題点とを確認する。

この際、問題点については「何が起こったのか」という事実のみならず、「なぜ上手くいかなかったのか」という背景や「どうすればよかったのか」という教訓まで入念に分析し、次のステップである「改善」につなげる必要がある。

改善(Action / Adjust)

問題点を解決するための方法を見つけ出し、これを次の「計画」に盛り込む。

この際、「評価」における良好な点については次の計画のなかで標準化し、問題点については修正などの対策を講じる必要がある。

OODAループ

OODA(ウーダ)ループとは、アメリカ空軍の元大佐であるジョン・ボイドによって提唱された思考サイクルであり、突発的な状況に瞬時に対応することに重きが置かれたものである。

この思考サイクルを確立したボイド氏は、朝鮮戦争中に戦闘機パイロットとして従軍した経歴を持っており、敵機とのドッグファイトにおいていかに相手に対して優位に立つかを模索した末に、「相手より先に状況を把握し、相手より先に決断し、相手より先に実行する」という結論に至ったのである。

そのための思考サイクルは、次の4つにより構成されている。

観察(Observe)

自身が直面している状況を観察し、情報を収集する。

相手と自身のあいだにある強みと弱みや相対的な位置関係、そしてそれを取り巻く周囲の環境も確認する。

状況把握(Orient)

観察によって得られた情報を自身の経験知識に照らし合わせ、「今の状況はどうなっているか」を把握する。

この際、自身に経験や知識があればあるほど、状況把握の精度が増すことになる。

決断(Decide)

先述の状況把握を踏まえて、「今、何をすべきか」を決定する。

相手への対応の可否、そしてもし対応するならばその順序や手段についても瞬時に選択する。

実行(Act)

決断した行動方針を、実際の行動に移す。

この際、自身の行動が相手にどのような影響を及ぼしたのかについて、すかさず「観察」する必要がある。

OODAループは、以上の4ステップを状況が決着するまで延々と回し続けるのである。

また、OODAループによる思考サイクルは、決して戦闘機のパイロットや特殊部隊の戦闘員のような限られた人間しか使えないようなものではなく、4つのステップを瞬時に活用する経験を積むことで、スポーツビジネスといった日常生活で起こりうる突発的な事態にも応用できる。PDCAサイクルが中長期的な仕事の改善に焦点を当てたものであるのに対して、OODAループは状況への瞬時の対応に重きを置いたものであることはよく覚えておこう。

関連動画

Unofficial Operational Excellence

PDCAサイクルで仕事を改善しよう!(計画・実行・確認・調整・実行サイクル)(2015年6月)

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