もしかして→PHP研究所
正式名称は「PHP: Hypertext Preprocessor」で、一般的には「PHP」と省略して用いられる。「PHP」は「Personal Home Page」 の頭文字に由来する。htmlとの親和性が高いことで、それまで主流だったCGIに取って代わられた。
また、データベース、メールサーバとの親和性があり、フォーム制御、ファイル制御も簡単に行えるため、WEBシステムや動的なWEBページの制御に重宝された。JavaScriptなどのフロントエンド言語とも親和性がある。
一方で、普及率の高さゆえに攻撃対象になりやすいため、脆弱性対策としてしょっちゅうバージョンを上げて、その都度古い記法をサポート外にしているため、後方互換性の低さが開発者を悩ませている。
変数の型宣言が不要、簡単に関数の引数と戻り値を返すことができるなど、初心者向けといわれる一方で、冗長なスパゲッティーコードにもなりやすいため、プロレベルの構築は決して簡単ではない。また、かつてはオブジェクト指向を必要としないことを売りとしていたことも、レベルの低いソースコードを濫発する遠因となった。
CMSのWordPressはこのPHPで動く。また、フレームワークとしてLaravel、Symfony、cakePHPなどがある。