概要
ナチスドイツが第二次世界大戦で使用した対戦車ライフルである。
正式名称はパンツァービュクセ39(ドイツ語:Panzerbüchse39)で、略称はPzB39。
戦車の装甲を貫ける弾を発射する銃として開発され、第二次大戦初期のポーランド侵攻やフランス侵攻で使用された。当初の戦闘では、戦車の装甲もそこまで厚くなく、20mmの装甲でも十分に貫通できた。しかし戦車装甲の増厚化でPzBでは対処できなくなり、対戦車兵器の主役から降りる。
まあソ連にはKV-2という11cmの装甲を持つ化け物がおり、8.8cm砲でも撃破できなかった(6発中2発は貫通している)ので無理もない。