概要
ロバート・アラン・ディッキー(Robert Alan Dickey, 1974年10月29日 - )
1996年にMLBドラフトでテキサス・レンジャーズから1巡目(全体18位)で指名を受け入団。
2001年にメジャーデビューを果たした。
2005年から、それまではチェンジアップ(またはスプリッター)を決め球としていたが、メジャーで生き残るためにはナックルボールを習得するしかないと判断し、チャーリー・ハフの指導を受けてナックルボールを習得していった。
MLB通算:登板400、勝利120。
選手としての特徴・人物
2005年以降の投球の約85%がナックルボールであり、平均的なナックルボーラーより速い120~130km/hの球速を有していた。キャリアハイの2012年は230奪三振を記録する一方で四死球は54個と少なく、制球が難しいナックルを巧みにコントロールしていた。
カウントを整えたい時や打者のタイミングを狂わすために平均84マイル(約135km/h)程度のツーシームも投げていた。
ディッキーの登板時には、捕手は大型のソフトボール用ミットを着用する。
チーム歴
テキサス・レンジャーズ (2001, 2003 - 2006)
シアトル・マリナーズ (2008)
ミネソタ・ツインズ (2009)
ニューヨーク・メッツ (2010 - 2012)
トロント・ブルージェイズ (2013 - 2016)
アトランタ・ブレーブス (2017)