概要
アニメ『マッハGoGoGo』のアメリカ版タイトル。
『SPEED RACER』へと改題して放送され、おもちゃ・アメコミなどのメディアミックスを独自に展開。
一定の人気を得ており、例えばフォルクスワーゲンのCMに起用されたり、映画『キル・ビル』のゴーゴー夕張(Gogo Yubari)の名前の由来になっている。
アメコミ
NOW Comics(1987年~)、DC / WildStorm(1999年~)、Seven Seas(2007年)、IDW(2008年~)と出版社を変えて発行されている。
オリジナルアニメ
- 『The New Adventures of Speed Racer』(1993年)
- 『Speed Racer: The Next Generation』(2008年)
どちらも日本未放映。
ハリウッド版
配給・ワーナーブラザーズ、監督・ウォシャウスキー姉妹で2008年に公開。
彼女たちにとって『マッハGOGOGO』は初めて見た日本のアニメであり、原作のイメージをそのまま映像化している。
ラジー賞候補になるなど不評だったが、今ではカルト人気を集めている。
あらすじ
父はカーデザイナー、兄は天才レーサーという自動車一家に育ったスピード・レーサーはレースで事故死した兄の後を追ってレーサーとなり、レース大会で優勝する。
彼の才能に目を付けたロイヤルトン・インダストリーズ社は多額のギャラと引き換えに契約をオファーするも、スピードは断る。レースを金儲けの手段程度にしか考えていないロイヤルトン社はこれを受けて様々な妨害工作を始める。
ロイヤルトン社の陰謀を知ってしまったスピードは父のデザインしたスーパーカー「マッハ号」に乗り込み、兄の死んだレースへ挑戦する。