概要
UNDER17とは、日本の音楽ユニットである。
2002年に結成。2004年解散。
略称は「アンセブ」。
キャッチフレーズは「美少女ゲームに愛を!!」「萌えソングをきわめるゾ!!」
萌えソングというコンセプトを作り発信。
多くの美少女ゲームや美少女アニメの主題歌を担当した。
桃井はるこはインタビューで「例え18歳未満でPCゲームを遊べない人でも、音楽なら年齢は関係なく楽しむことができるという思いを込めてユニット名をUNDER17にした」と語っている。
活動歴
2001年、桃井はること小池雅也はPCゲーム『いちご打』OP『いちごGO!GO!』を制作。
秋葉原の専門店で流れ、オタクの中で話題になる。
後に桃井は『いちごGO!GO!』について、「それまで美少女ゲームの曲はバラードが多かったが、秋葉原の賑やかな家電ショップの音楽に負けないようなノリのいい曲を作って目立たせたかった」と語っている。
当時18禁ゲームの楽曲は歌手の名前を出さないことが多かったが、『いちごGO!GO!』で手応えを感じた桃井は、小池とともにUNDER17を発足。
萌えソングを精力的に制作し、堂々と名前を出して美少女ゲームに楽曲提供した。
ライブイベントの出演も積極的に行い、まだ静かな市場であった美少女ゲーム音楽シーンに萌え旋風を巻き起こす。
やがて人気が向上しアニメ主題歌も制作するようになる。
2004年、ファンに惜しまれつつも解散。
横浜ブリッツで行われた解散ライブは客が殺到して入りきらないほどで、当時のアニソンファンからは伝説と言われている。
2008年8月31日に行われた「Animelo Summer Live 2008 -Challenge-」において、サプライズで一夜限りの再結成。
同じくアキバ系ソングユニットであるMOSAIC.WAVとの時を越えた夢のコラボが行われた。
2021年2月18日「ススメ★萌でんぱ少年!!」にて再結成。
UNDER17としてライブを行った。
コロナ禍のため客の声出しは不可だった。
楽曲の傾向
ポップでノリのいいメロディ、テンポが速い、歌の合間に掛け声やセリフが入るなどの特徴がある。
のちにファンから電波ソングと語られることが多い。
桃井自身は電波ソングのつもりはなく、真面目に作っていた。
なおかつ、
「イベントでみんなで盛り上がれる」
「一発で覚えられる」
「秋葉原の店頭デモで流れて目立つ」
ことを目指して楽曲制作をしていたとインタビューで語っている。
参考
アニメ!アニメ! インタビュー
https://s.animeanime.jp/article/2020/03/13/52167.html
https://s.animeanime.jp/article/2020/03/14/52178.html