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概要

インドネシアのゲーム会社「Mojiken Studio」と「Toge Productions」により開発された、ポイント&クリック式の2Dパズルアドベンチャーゲーム。正式名称は「When the Past was Around 過去といた頃」。

ソフト媒体はNintendo Switch、Play Station 4、Xbox Oneより2020年12月16日に発売。

全編を通して暖かなアナログ調のイラストで物語が展開される。イラストレーターはBrigitta Rena氏。

ゲームシステム

本作の特徴として、登場人物が一切喋らないことが挙げられる(くしゃみや咳払いなどは声が入る)。そのため、登場人物たちが何を思っているのか、何を望んでいるのかを画面全体を見渡してしっかり見極める必要がある。

また、視点変更で見つかるキーアイテム、暗号化された数式、特定の順番を複数回覚えるパズルなど脱出ゲームを彷彿とさせるシステムがふんだんに取り入れられている。記憶力に自信がない場合はメモ帳とペンを用意して臨むと良いだろう。

主な舞台となるのは主人公・エダの過去の記憶が散りばめられた様々な部屋の中。本作はいくつかの章で構成されており、プレイヤーは部屋を行き来して手がかりをつかみ、謎解きをしてストーリーを進めていく。1つの章が終わるとエダの記憶の断片がインタラクティブコミック(再生される漫画にプレイヤーが干渉することができる)形式でどんどん繋がっていくことで、プレイヤーは彼女の過去を知ることができる。

最愛の人を失った悲しい記憶との折り合いをつけ、少しずつ強い人間へと成長していくエダを見守っていくのがこのゲームの主な目的である。

あらすじ

(※公式HPより抜粋)

これは、20代前半の女性エダの物語。

同じ年頃の人々のように、彼女も行き先を見失っていました。

夢へと向かう旅の途中で、彼女は道に迷っていました。

愛をさがす旅の途中で、彼女は迷子になっていました。

…オウルと出会うまでは。

彼女の情熱を後押ししてくれた、その人と。

人との関わりに刺激を見いだす支えとなった、その人と。

そして彼女に傷心という感情を教えた、その人と…。

登場キャラクター

エダ(Eda)

本作の主人公。20代前半の女性。コーヒーや紅茶が好き。

自身の夢や将来に悩んでいた時、病院でバイオリンの演奏会を開いていたオウルと出会い、恋人となる。

オウル(Owl)

頭がフクロウで首から下が人間の男性。バイオリン奏者。カフェラテが好き。

病院で演奏会を開いていた際にエダと出会い、恋人になるが……。

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