3Dモデルをあたかも粘土を捏ねるような感覚で、細部にわたりモデリング出来る、スカルプトモデラーの代表格。ペンタブレットを使用するのがお勧め。
ただ、このソフトの凄いところは単にスカルプト(彫刻)だけに止まらずその他多機能を有する事である。ポリゴンの数やメッシュの構造といった概念に縛られる事なく、より自由な造形を可能にする。
ローポリゴンをハイポリゴンに近い見栄えにする、最近の3Dゲームではなじみの深いノーマルマップの作成も備えている為、ゲーム業界でも使用されている。
因みに、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の制作でもこのソフトが使用された。
造形にある程度精通している者であれば、フィギュアのようなクオリティのオブジェクトは比較的短期間で作成出来る様になるのではないだろうか。
例えば美大や専門学校を出た様な人で、もし従来の3Dソフトに違和感を覚えたり挫折した人はこのZbrushを使用してみる事をお勧めする。いわゆる理系よりも美術系向きの3Dソフトと言えよう。
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余談であるが、エントリー向けのMiniバージョンが無償配布されている。
少しでも興味を持った方は、ハリウッドもうなずくその技術に少し触れてみてはいかがだろうか。
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