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CoffeeTalk

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こーひーとーく

2020年1月30日に発売されたNintendo Switch, PlayStation 4, Xbox用ノベルゲーム。制作はインドネシアのゲーム開発スタジオ「Toge Productions」。

pixivでのタグについての注意

本作の正式名称は「Coffee Talk」ですが、pixivでこのままタグとして入力すると「Coffee」と「Talk」の2タグに分割されてしまうため、以下のタグを使用することをおすすめします。

概要

ゲームジャンルは「コーヒーをいれながら、心と心をかよわせるノベルゲーム」。

舞台は2020年9月のアメリカ・シアトル。プレイヤーはシアトルの一角に建つ、夜にだけオープンする喫茶店【Coffee Talk】を営むバリスタとなって、店に訪れる個性豊かな客達に飲み物を提供しながらその会話に耳を傾ける。

ゲーム内のシアトルは現実とは異なる世界になっていて、人間以外にエルフやオーク、吸血鬼や人魚などが普通に生活している。

しかし、種族の多様性によって起こる人種的ステレオタイプや偏見などの問題に葛藤するキャラクターたちの描写は現代社会でも起こりえる生々しさを孕んでおり、人によっては非常に共感できる場面が多い。

ジャンルのとおりノベルゲームのため、メインストーリーで飲み物を提供する場面はやや少なめ。しかし、その1つ1つが各ルートのキーアイテムになっていることが多く、場合によってはバリスタ(プレイヤー)が提供した飲み物によってストーリー展開やエンディングが大きく変わる。

ちなみにメインストーリーの他に提供回数・使用材料無制限で飲み物を作ることができるフリーサーブモードと、制限時間内に客が要求した飲み物を提供していくチャレンジモードがあるので、飲み物を作りたりないプレイヤーはそちらも挑戦してみるといいだろう。

ゲームシステム

バリスタが客に提供する飲み物は、①ベース、②メイン材料、③サブ材料の3つを用いて作られる。材料は重複可。(例:①コーヒー/②コーヒー/③コーヒー)

各材料には「ほっこり感」「さっぱり感」「甘み」「苦み」の4つのパラメータが存在し、加える順番や重複具合によってそれぞれのパラメータが大きく変わっていく。メインストーリーでは過度に気にする必要はないが、チャレンジモードではこのパラメータをいかに素早く客の希望通りに調節できるかが要点となる。

その中で特定の材料を順序よく組み合わせて作った場合、特別な名前のついた飲み物が完成する。(例:①コーヒー/②コーヒー/③コーヒー=エスプレッソ)

これらはバリスタのスマホに自動で登録されていくので、ゲーム中にレシピが分からなくなったらスマホで確認しよう。

また、一部の飲み物にはラテアートを施すことができる。スティック操作でミルクを注いだりエッチングをしたりするのだが、これが非常にクセがあって難しい。慣れるまではフリーサーブモードで練習するのが吉。

ちなみに累計1時間ラテアートを行うことで得られる称号がある。

①ベース最初に加える材料。計5種類。各ベースに5~9つのレシピが存在する。コーヒー・抹茶・紅茶・ココア・ミルク
②メイン材料2番目に加える材料。基本的にパラメータはメイン材料とサブ材料で調整していくことになる。計10種類。コーヒー・抹茶・紅茶・ココア・ミルク+しょうが・ミント・レモン・はちみつ・シナモン
③サブ材料最後に加える材料。メイン材料と同じ種類が選択できる。計10種類。コーヒー・抹茶・紅茶・ココア・ミルク+しょうが・ミント・レモン・はちみつ・シナモン

登場キャラクター

バリスタ(Barista)

アメリカ・シアトルで喫茶店【Coffee Talk】を営む男性。名前は変更可能。

プレイヤーは彼視点でゲームを進めていくため、作中で彼の姿はほとんど現れない。(飲み物を提供する際に褐色肌の腕が見える程度)

「(知らない仲じゃないのだから)もう少し気を抜いたらどうだ」という常連客に対し「仕事中だから」と態度を崩すことがない真面目な性格が見て取れる。

フレイヤ・ファティマ(Freya Fatima)

常連客の女性ライター。新聞社にコラムや短編小説を寄稿している。緑のショートヘアが特徴で、よく頼む飲み物はエスプレッソ。

長編小説を出版したいという夢を叶えるため上司に内緒で執筆を始めており、ネタ探しに店内の出来事や他の常連客達の会話を見聞きしている。

ルア(Lua) -イラスト左

貿易会社に勤めているサキュバス。喫煙者。「それって○○」が口癖。(それって最高、それって言えてる、など)

後述のベイリースとは恋人同士だが、種族間の偏見のせいでお互い両親に交際を反対されている。

元々はベイリースの友人の恋人だったが、奇妙な出会いの末今に至る。

ベイリース(Baileys) -イラスト右

フリーランスデザイナーの男性エルフ。

ルアとは恋人同士だが、種族間の偏見のせいでお互い両親に交際を反対されている。

しかし、自分たちエルフが高尚な存在だと信じてやまない家族をベイリース自身は快く思っておらず、交際を認めないならば絶縁すると言い出すほどにルアのことを愛している。

ジョルジ(Jorji) -イラスト右下

常連客の警察官。喫煙者で牛乳アレルギー持ち。

3人の娘がおり、フレイヤからは「パパさん」と呼ばれている。

登場キャラクターの中では珍しくガラケー勢。

ガラ(Gala)

常連客の人狼。病院で医療事務として働いている。

満月の夜には狼の血が騒いでしまい外出できなくなってしまうため、発作を抑制できる飲み物をバリスタと共に探している。

現在の職に就けているのは友人のハイドのおかげらしく、彼には「一生分の恩がある」らしい。

ハイド(Hyde)

ロサンゼルスを拠点に活動している男性モデルの吸血鬼。生き血を飲まないヴィーガン主義者。昔酔っ払いに絡まれていたところを助けられた恩から、ガラとは古い付き合いになったらしい。

名前の由来は日本のミュージシャンであるHYDE氏から。

マートル(Myrtle) -イラスト左

ゲームプログラマーのオーク。外見や言動から男性に間違われがちだが、れっきとした女性である。

人気ゲーム「フルメタル・コンフリクト」を開発しているが、最近は新しいプレゼンが全く通らない上に数年単位で休暇が取れていない超ブラック状態。心の安寧を求めて来店する。

アクア(Aqua) -イラスト右

タコのような下半身を持つ海棲人の女子大生。趣味でインディーゲームを開発している。

控えめな性格でずっと店に入ることを躊躇っていたが、勇気を出して来店した際に彼女が携わった研究論文を偶然読んでいたマートルと意気投合。ゲーム開発者同士なことも相まってお互いに良きパートナーとなった。

レイチェル・フロレンシア(Rachel Florencia)

ネコと人間の2つの姿を持つネコミミ族の少女。18歳。

アイドルグループから独立しソロで芸能活動を行っているが、夢を後押ししてくれた母親が亡くなってからは活動方針に反対気味な父親と衝突することが多くなり、しばしば喧嘩をしては家出のように【Coffee Talk】へやってくる。

ヘンドリー・ファーロング (Hendry Furlong) -イラスト左上

レイチェルの父。かつてガールズバンドのマネージャーをしていた経験がある。

娘の活躍を喜ばしく思う一方で、彼女を取り巻く人材や環境を過剰なほどに心配するきらいがあり、その度にレイチェルに「ウザい」と一蹴されてしまっている。

なお、レイチェルが芸名として使っているフロレンシアは母方の姓。

ニール(Neil)

オレンジ色の宇宙服に身を包んだ宇宙人。ヘルメットの中には銀河のようなものが揺らいでおり、素顔は見えない。

飲み物を飲む際もヘルメットは脱がず、人差し指(本人は「触手」と言っている)をカップに突っ込んで吸っている。

「ある任務のために地球人の女性と待ち合わせをしている」と店に現れるが……。

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作業用BGM

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VA-11_HALL-A:似たタイプのノベルゲーム。こちらで客に出すのはカクテル

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