概要
元々2人は家もお隣同士の幼馴染であるが、中学校にあったベンチがなくなり、疎遠になったことをきっかけに、お互いが成長するにつれすっかり関係がぎくしゃくしてしまっている。せるふは今まで通りにぷりんに接しようとするが、当のぷりんはせるふに対してツンデレ、もしくはツンツンの態度しか取れない状態に陥っている。
せるふがDIY部に入ることを決めたのも、ベンチを作って、そこでぷりんと昔のように一緒に遊べたら、という想いから。
尤も、この状態はぷりんがせるふを本気で嫌っている訳ではなく、せるふに対する正しい距離感を掴めていないのが原因と見られ、ぷりん本人も実際は何とか歩み寄ろうと努力はしているが空回りする状態が続いている。
しかし、潟女の留学生でありせるふとすっかり打ち解けていたジョブ子が半ば強引にぷりんの家にホームステイを始めたり、同級生のしーが潟女DIY部の外部部員になったりするなど、外堀は徐々に埋まっていく。
6話では、勘違いがきっかけではあるものの、ぷりんがDIY部の活動に初参加。
ここで、せるふはぷりんを部に誘う。ぷりんはここで何か言いたげな様子を見せる。しかし、ぷりんはせるふがDIY部のメンバーと仲良くしている姿をみて、自分から離れていっていると感じたのか、突き放した態度を取る。だが、素直な気持ちを言い出せないことに悶々しているかのような様子も見せた。
とはいえ、元々手先が器用で、DIY部の手伝いをしていたが、以降DIY部の活動に本格的に混ざるようになった。ぷりん自身もDIYに挑戦するなど、意欲も高いようだが、DIYに対してことさら罵倒してきただけに、入部してもいいのかと、申し訳なさから躊躇っているとジョブ子に洩らしている。
そんな中、DIY部が作ろうとしていたツリーハウスの材料が誤って捨てられる事件が起きる。さぞ落ち込んでいるだろうと、ぷりんはせるふとぷりんの名前が刻まれたベンチのかけらを持ち寄る。それを聞いたせるふは、我に返り再び材料をかき集めることを発案する。落ち込んでいたのではなく、ひとりで妄想に没入しているだけだったのだ。その結果、ツリーハウス制作開始にこぎ着ける。
せるふはそんなぷりんにDIY部への入部を提案する。突き放しつつ、躊躇うぷりんだったが、他の部員らの後押しもあり、ついに入部を決意。
入部に当たって出席札に、つい「ぷりん」と書く。しまったと思うぷりんだったが、これを受け入れるのだった。
そうして、ふたりの長いわだかまりは溶け、和解を果たしたのだった。
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中には、共通の声帯を持つ同期の主人公から思わぬ助言を受ける場面も…?
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Do_It_Yourself!! 結愛せるふ 須理出未来 幼馴染
ひびかな…元々は仲良し同士だったが、ストーリーの開始時点で関係がすっかりとぎくしゃくしてしまっていた幼馴染つながり。その後、そのぬかるんでしまった土地をガッチガチに固めまくったのはご存じの通り。