概要
アメリカ合衆国ノースカロライナ州シャーロットを本拠地とするプロバスケットボールチームで、ナショナルバスケットボールアソシエーション(NBA)に加盟する球団の1つ。
現在のホーネッツの球団史では、第1次のチームが移転した直後の2002-03と2003-04の2シーズンは活動を休止して、2004-05シーズンからボブキャッツとして活動を再開したとしている。
球団創設が発表された2003年の時点で、『ホーネッツ』の名前はニューオーリンズのチームが使用を続けていたために、新たなチーム名としてボブキャッツ(ヤマネコ)を採用した。チーム名はカロライナの固有種である獰猛な肉食獣から採ったとされているが、創設者のロバート・ルイス・ジョンソンのニックネーム“ボブ”と、シャーロットに本拠地を置いているNFLのチーム“カロライナ・パンサーズ”(黒豹)と同じネコ科の動物で揃える意味を持たせたものとも言われている。
歴史
第1次シャーロット・ホーネッツがルイジアナ州ニューオーリンズへ移転した後の2003年に、ノースカロライナ州シャーロットを本拠地として新たに作られた。
ボブキャッツとしては初年度の2004-05シーズンはアトランタ・ホークスの低迷もあってサウスイーストディヴィジョンおよびイースタンカンファレンスの最下位は免れたものの18勝64敗で終わった。なお、この年はボブキャッツ時代では唯一となる個人タイトルの獲得(エメカ・オカフォーが新人王を受賞)があった。
ボブキャッツはカンファレンス内で10位以下に沈むシーズンが殆どで、特に2011-12シーズンはロックアウトでレギュラーシーズンが16試合少ない66試合だったこともあったが僅か7勝しか挙げられず、リーグで唯一2桁勝利に届かなかった。
プレイオフへの進出は2回。2009-10と2013-14に何れも第7シードで進出しているが、どちらの年も勝ち星を挙げることが出来ず1回戦で敗退した。
ニューオーリンズ・ホーネッツが2013-14シーズンからチーム名を『ニューオーリンズ・ペリカンズ』に変更すると、ボブキャッツは『ホーネッツ』の名前をニューオーリンズから取り返し、2014-15シーズンから『シャーロット・ホーネッツ』となった。改名と共に、第1次ホーネッツがシャーロットを本拠地にしていた1988年から2002年までの歴史と戦績も受け継ぐことになった。
関連項目
- シャーロット・ホーネッツ (現在のチーム名)