概要
秘密研究所1のボス。ナイトメアウィルスの集合体。
画面半分ほどを覆いつくすほどの巨大な体が二つに分かれており、その体は無数の球体によって構成され、心臓のように脈動するなど、ロックマンシリーズ全体で見ても生物的でグロテスクな外見をしている。
ナイトメアウィルスの暴走によって生まれた偶然の産物だが、ゲイトが面白いと思い研究所の門番にした。
攻撃方法
火、雷、氷、水の属性をもつ弾と体当たり「ウィルスインベード」を併用し、驚異的なまでの攻撃を仕掛けてくる。
弱点は体の中央にある目のような形のコアだが、攻撃する際に出てくるとき以外はダメージを与えられない。コアは2つありそれぞれ体力を半分ずつ所持している。しかし、頻繁に位置が入れ替わるため片方に攻撃を集中することは難しく、体力がラスボス並みの量なので実際にはかなり体力を削らないとコアを破壊することは出来ない。
レベルにより強さが格段に上がるボスであり、主に攻撃までの体当たり回転数や発射する水弾の数が変化する。
以下、攻撃方法の詳細
- ウィルスインベード
ステージ中を2体で時計回りまたは反時計回りに周回する体当たり攻撃。
巨体に似合わず歩行するだけではまず避けられないほどのスピードで迫ってくるうえ、巨体に違わない大ダメージを負ってしまう。
回転方向を見極めるための予備動作が全くないため、ある程度距離を開けて本体の移動方向を即座に見極めて回避しなくてはならない。
一定回数周回(レベルで変動するが、おおよそ一周半程度)すると定位置に陣取り、下記の属性攻撃を仕掛けてくる。当然この時の定位置に陣取る際も予備動作は全くない。
難易度「むずかしい」になると、移動中にエネルギー弾を発射する。
- 炎(1)
ステージ下に陣取ったナイトメアマザーが目玉を上に向けて上方向に飛び出した時、後述する水かこの炎攻撃を行う。
上空へ無数の火球を撃ちだし、目玉を起点に回避困難な密度で降り注ぐ。
本体の近くが安置になっているが、他の攻撃と合わさると厄介。
- 炎(2)
ステージ下に陣取ったナイトメアマザーが目玉を下に向けて横方向に飛び出した時行う。
床全体を燃やし、回避スペースを壁のみに制限してくる。
- 水
ナイトメアマザーの問題行動その1。
主人公めがけて水の弾を撃ちだし、着弾するとジェルシェイバーのように水しぶきをあげながら主人公のいる方向に向かって壁や床を這って進む。
地味ではあるが、上記の炎と合わさると寸分違わぬ綿密な操作が要求される鬼畜攻撃と化すだけでなく、
他の行動パターンと予備動作が被っていることもあり、「この位置でこの目の向きだから」という事前の判断が不可能になっている。
レベルによって発射する水弾の数は増えていく。
- 雷
ナイトメアマザーの問題行動その2。
ステージ上部分に陣取ったナイトメアマザーが目玉を下に向けて下方向に飛び出した時、先述した水かこの雷攻撃を行う。
水平に移動して一定時間ごとにノーモーションで雷を発生させる雷球を設置する。
問題は、この雷の持続が妙に長くダメージゾーンとして動きを制限してくることと、一定時間ごとと言っても雷球によって雷を落とすタイミングは違うため、いつ移動中ノーモーションで雷を落とすか見極めなくてはならない。
画面端は安置となっているが、この攻撃を対処しながら他の攻撃(というか水)を回避するというのは非常に難易度が高い。
- 叩き落す
ナイトメアマザーを片方破壊すると使用することがある。
攻撃する本体とは別の本体が勢いよく壁に突進し、振動で主人公を叩き落そうとする。
みんなのトラウマ
ロックマンXのボスの中で史上最強といわれており、何人ものプレイヤーを葬り去り、プレイヤーにトラウマを植えつけた。強さだけではなく、グロテスクな外見もトラウマになったというプレイヤーもいたという。
しかし、その高難易度故に逆にノーダメ、強化パーツ、攻撃手段など、縛りを設けてクリアしてみようという変態も現れており、ノーダメージクリアに当たり攻撃パターンの研究などを行っている方もいるほど。
参考
ただ、やはりここまで研究しても最終的にモノを言うのは自分のプレイヤースキルであり、パターンを見極めて対処していくという今までのXシリーズの正攻法が通用しないのが、ナイトメアマザーが最強と言われる所以なのだろう。
弱点武器
最強とはいっても弱点武器は存在するのでご安心を。
エックス：メタルアンカー
ゼロ：落鋼刃
弱点ではないが、ゼロの場合の攻略法として
ギガアタック扱いである裂光覇を使うとナイトメアマザーの動きが止まるので
ヤンマーオプションを展開した状態で、目玉が弾の届く位置に来た時に裂光覇を連打しながら、オプションの弾を連打することで安全かつ連続でダメージを与えることができる
関連タグ
ツインデビル：二体一組・コアが出て来ないと倒せない点が似ている。
ブロックデビル：四角タイプで似ている。
