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漫画『憂国のモリアーティ』に登場するセバスチャン・モラン×アルバート・ジェームズ・モリアーティのBLカップリング。
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概要編集

漫画『憂国のモリアーティ』に登場するセバスチャン・モラン×アルバート・ジェームズ・モリアーティBLカップリング

犯罪卿モリアーティ三兄弟の長兄アルバートとモリアーティ教授ことウィリアム・ジェームズ・モリアーティの腹心、セバスチャン・モランの組み合わせであり、関係性的には仲間だが共にウィリアムに自分の全てを捧げた二人で作中でなにかと絡みが多い。

モランがいかにも精悍でアウトローかつ女遊び好きな大男というキャラクターなのに対し、アルバートは「薔薇の伯爵」とも呼ばれる優美で紳士的な美青年であり潔癖症と対照的だがルイス曰く「お二人は仲が良いのですね」の通り「喧嘩するほど仲が良い」な二人である。

なお身長はモランが198㎝、年齢は35歳。アルバートが188㎝、年齢は27歳(ジャンプフェスタでの質問コーナーより)。


注意編集

この記事は原作の流れを中心に記載していますが、Twitterで見かけた感想や主観も含まれます。

あくまで非公式カップリングであるので注意。


関係性編集

前述の通り周りから見て「仲が良い」と言われてしまう「喧嘩するほど仲が良い」関係性だが厳密にはモランが一方的にアルバートに突っかかっている様子が原作では多い。だがアルバートもほかのキャラクターには取らない態度をモランに取っているため「喧嘩するほど~」はあながち的外れではない。

二人の関係が言及された初出はコミックス二巻収録の#4「伯爵子弟誘拐事件」でアルバートの依頼でウィリアム、ルイス、フレッドと共にロンドンを訪れたモランが駅でルイスに「アルバート兄様とモランさんは仲がよろしいのですね」と言われたのに顕著に反応し「んなわけねーだろ!仲良いわけねーだろ!!あんな奴と!!あいつの性格を知ってんだろ!?」と反論している。

この時点であいつの性格…???とクエスチョンマークである。

だがここではまだ4話、成人後のアルバートの出番はさほど多くないため先に進むと誘拐されたウィリアムを救出しに来た場面でモランが狙った敵をアルバートが倒し「こんばんは。危ないところでしたね、モラン大佐」「てめぇアルバート、横取りしやがって」と会話している。

ここが二人の最初の会話シーンである。なおこの後アルバートの白々しい台詞にモランは「へったくそな芝居だぜ」とコメントしている。


仲良いですね


なおノベライズ一巻にてこの後、モランがアルバートに酒で勝負を挑む話が収録されている。

その話からモランが何度もアルバートに勝負を挑んでは負けていることがわかるのだが、アルバートの態度がモランとほかのキャラクターに対してで違うことがこの辺りで読者にもわかり始める。

アルバートは自分の兄弟には優しく頼りがいのある兄として、ほかの仲間にもそれに近い態度で接しているがモランに対してだけわざとからかったり愛のある弄り(?)のような行動をしている。

またモランもほかのキャラクターには頼れる兄貴分として振る舞うことが多いのにもかかわらずアルバートに対してのみ負けず嫌いに勝負を挑んだり逐一過剰反応して突っかかったりと、反応がわかりやすい。


特定の相手にのみ態度が変わるってそれ好意の裏返r


#12「黄金の軍隊を持つ男第一幕」では扉絵をこの二人が飾っており、話もMI6の長としてアルバートがモランに仕事を任せるという内容。

ここでの二人の会話であくまで二人の関係が「ウィリアムの腹心」「主人の兄」というものであることが明確に示されている。

だがモランがウィリアムが幼い頃から三兄弟を知っている=付き合いが長いということは、アルバートのことも幼い頃からよく知っていることになる。

この辺りの出会いは未だに判明していないが…?

そして#28「ホワイトチャペルの亡霊第四幕」のラストで彼らの師匠であるジャックがモリアーティ家の執事になることが決定し、慌てるモランにアルバートが得意顔で「大佐にだけはサプライズにしたくてね」と告げる。

実際他のメンバーはそのことを知っていたようで驚いている様子はなく、モランのみが知らされていなかった(アルバートの計らいにより)ことがわかる。

ここのアルバートの笑顔、確実にモラン以外にはしない顔である。


だから特定の相手にのみ態度が変わるってそれ好意の裏返し


#34「ロンドンの証人第二幕」にてモランがアルバートにウィリアムが過去に起こした裁判を知って目を付けたんじゃないかと尋ねるシーンがあり、アルバートはそれに「さあ…どうかな。昔の事だ。もう忘れてしまったよ」と答えモランに「ケッ!嘘が下手な犯罪卿がいたもんだぜ!」と言われている。

また#36「ロンドンの騎士第二幕」冒頭でウィリアムがアルバートに「ホワイトリー議員を試そうと思います」と告げるシーンがあるが、アルバートがガウンを羽織った姿で髪を下ろしていることからここはアルバートの自室ではないかと推察されるが、問題はそこに当然のごとくモランがいることである。

髪を下ろした(もしかしたら湯上がりかもしれない)アルバートの部屋になんでいたんです?

ウィリアムが来るまで二人きりだったの?なにしてたの???

特にテーブルの上になにもないことから酒を飲んでいたわけでもないようだが…?


なおノベライズ3巻ではサバイバルゲームに興じる話にてアルバート&ジャックVSモラン&ルイスが戦う場面があり、自分が使った作戦を利用されてアルバートに負けるモランのシーンがある。

「勝利の余韻に浸る間もなく敗者へと転落した気分はどうだい?モラン大佐」とアルバートに言われ恨めしげに「人の真似して勝って嬉しいかよ、アルバート」と返すモランにもアルバートは涼しげな態度である。


本当に仲良いですね


また13巻から始まる「最後の事件」にてウィリアム一人が背負う形になる計画変更にルイスは異を唱えるがモラン、アルバートはウィリアムの意志を尊重する立場を取る。

だが#53「最後の事件第六幕」にてモランは誰にも言えなかった本心をアルバートにのみ吐露しており、また最終作戦の前にモランとアルバートが二人きりでモリアーティ邸にいる。

アルバートの言葉を受けてモランはなにかを決意したように目を閉じ、アルバートに「またな」と言葉を残して去る。アルバートはそれに「また何処かで会う時が来ればな」と答えている。

だがモランが去った後のアルバートの独白で、アルバートは「途中で計画が変更されたわけではない」とわかっていた様子。

「最後の事件」後、モランは消息不明。アルバートは自身の幽閉を望み、結果としてウィリアムの意志を尊重した側であるアルバートとモランが三年間心の時を止めてしまった形になっている。

15巻から開始した新章にてルイスが率いる新生MI6が国賊に対し私刑を行うモランを止める展開になるが、幽閉されたままのアルバートの胸中はまだ不明。


関係性としては「主人の兄」「弟の腹心」から始まった二人ではあるが特別な絆があることは明白だろう。

また二人とも最優先事項が「ウィリアム」であることも特殊な関係性と言えるかもしれない。


余談だがアニメではことごとくこの二人の会話シーンがカットされまくったのだがなぜか「アニメを見てモラアルにハマりました」という新規ファンが観測されており、絡んでいなくてもなにかを匂わせる雰囲気がある二人なのかもしれない。

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