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曖昧さ回避

  1. ゲーム『コズミックブレイク2』の登場キャラクター。 ⇒ リーニエ(CB)
  2. 漫画『葬送のフリーレン』の登場キャラクター。 ⇒ リーニエ(葬送のフリーレン)

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  • 両翼

    リュグナーの部屋にはリーニエが食べるための「手持無沙汰りんご」があるといいなという妄想です。リュグナーとリーニエは生きてきた年月や魔力の差があり、様付けをしたり目上の相手に対する振舞いをリーニエがリュグナーにしながらも、どこかで対等なのがとても好きです。リュグナーの方があらゆるものことに長じていながらも、リーニエがいるから出来るものがあるし、決断できるものがあったりしたら(どこかで支えられているものがあったら)いいなと思って書きました。
  • 赤い林檎は好きじゃない

    ドラート視点のリュグナーとリーニエを書いてみたかったので書きました。ドラートが「先走った」のは、リュグナーやアウラに自分を認めて欲しい、手柄を褒めてもらいたいという欲求がとても強かったからかなと思い、そのあたりを書きたかったのと、リュグナーもリーニエもお互いには見せないけれど、それぞれの知らないところで何らかの感情(慈しむという心だったり、愛おしい?という心だったり)を示していたらいいなあと思って、それをドラートがたまたま目撃してモヤモヤする……という話です。ドラートは結構リュグナーが(恋愛的な意味ではないけれども)好きです。それで寵愛を受けている(と見える)、そんなに強そうでないリーニエのことが気に食わない……のでモヤモヤ。本編中ドラートはリーニエを呼んでいないので何と呼んでいたか分からなかったのと、リーニエをライバル視しているのであえて「アレ」とか嫌そうな意味を込めて「リーニエ」と呼ばせています。 リーニエがリュグナーの番犬だとか、幼い頃にリュグナーを闇討ちしようとした魔族から~のくだりは以前投稿した「これは、ずっと私の犬(もの)」から、リーニエのリボンのくだりは「リーニエはリボンが結べない」から、リュグナーの温室のくだりは「その花が開くのを、待っている」で触れています、が、この話単発でも分かるように書いています。 リュグニエ好きだ……
  • 蝶に触れる

    リュグナーと、まだ小さな頃のリーニエの、蝶にまつわる話。リーニエが傍にいて当たり前になっているリュグナーの中の、まだ意識されないいとしさみたいなものを描きたいと思って書きました。
  • あれは全部、ワインのせいだった

    前奏の4章「放浪する天秤」本当に良かった……!それを下敷きに書いているので、「放浪する天秤」にまつわる場面が多数あります。この話も、「放浪する天秤」でドラートがリュグナーに「今のアウラ様に付いていく理由が分からない」と言ってリュグナーに釘を刺された直後の話になります。そのため、読んでいない方にはネタバレになってしまうので、ネタバレに抵抗のある方はお読みにならないでください。 「放浪する天秤」が出版されるまで、はっきりしていないところもあったので、自分のオリジナル歴史(ヒンメルとの戦闘時リーニエはアウラのもとにまだおらず、その時に偶然出会った野良リーニエの潜在能力に気付いたリュグナーがリーニエを拾ってきた…という。放浪生活は殆どしていない)でリュグニエを書いていましたが、この話では「放浪する天秤」を参考にしています。(ヒンメル戦闘以前からリーニエ・ドラートはアウラのもとに居り、敗走後は北上して廃屋を見つけ出しそこに潜伏しているアウラ軍勢の話) リーニエがリュグナーに甘えているし、リュグナーもまた自分にリーニエが甘えるのを許しています。 リーニエが、私がリュグナー様の傍に「居てあげる」という言い方をしていたら可愛いな…と思い書きました。 美味しいともまずいとも感じないワインでしか気を紛らわせないリュグナーが、不憫でした。三人のお世話、アウラへの配慮、気遣い、自分が何もかもするしかないと、常に気を抜くことも出来ず。そんなリュグナーにとって、リーニエは、唯一警戒する必要も、気疲れする必要もなく、話していたり一緒に居てふっと気を抜くことの出来るかけがえのない存在だったのではないかと思いました。 放浪する天秤を読む限り、リーニエにはアウラを恐れる感情はあるようだけれど、アウラの庇護をあてにしているとか、アウラのためにとか、そういうものよりも、リュグナーがそうするから自分もそうする、リュグナーがそう決めたから自分もついていくのを選ぶというような印象を受けました。それもあって、この話を書きました。 このあと結局リュグナーも眠ってしまい、アウラが帰ってきて、二人ともたたき起こされます。お酒を飲むと眠くなる。バルテーリエは血を操る魔法なので、まじめですべてに手を抜かないリュグナーのことだから血液へのアルコールの影響も懸念して本当はいつも飲むのは少量なのだろうとも思いつつ。。 リュグニエ可愛い。いつまでも一緒に居てほしい。いや、居た。
    10,676文字pixiv小説作品
  • 無意味なものではなかったと、思いたい

    リュグナーが作中「私は魔法が大好きでね」「天才は嫌いだ」「人生の大半を魔法に捧げてきた」と言っていたのが好きで、そのあたりの心の動きを、自分なりに考えて書いてみました。リュグナーはとてもまじめなので、その言葉通り、本当に人生の大半を捧げるつもりで魔法にものすごく真剣に打ち込んできたのだろうなと思います。そんなリュグナーは、リーニエのことをとても評価しているのが、作中の言葉の節々に感じられます。「リーニエは魔力探知が得意で」「人間の魔法使い如きがリーニエの魔力探知を搔い潜っただと」「可哀想に。リーニエ相手では碌な死に方はしない」……。リーニエの能力を認め、評価し、そしてその能力の、強くなれる無限の可能性(リュグナーにはそう見えていた)に期待していたのではないかと思いました。リーニエの能力は模倣なので、「自分」だけでなくもっと強いものになれる大きな素晴らしい可能性を秘めているようにリュグナーには感じられ、「天才」に近いものを感じてそれを羨むというか、眩しく感じていたのでは、だからドラートよりも目をかけていた(ように私には見えたので)、傍に置いていたのかな、と思って、そのあたりのリュグナーの心の葛藤というか、リーニエに対するそういうものを書いてみたいと思い、書きました。リーニエは、作中「わがままだな」とは言うものの、常に反抗的ではなく、リュグナーの意思に従い、魔族の中では珍しく(リュグナーもですが)、自分の意思でリュグナーを守ろうとしたりと付き従っています。リーニエにとって、リュグナーは「敵わないもの」であり、「自分が模倣出来ない初めてのもの」だったりしないだろうか、だから大人しく従うのではないか(その血液を自在に操る力は、リュグナーの積み重ねてきた努力、探求の、血のにじむような年月の結果あんなに強力になったのであって、リーニエには仕組みや魔力の動きが分かったとしても、到底真似出来ないような高度な技術で、模倣しようとしても出来ないのではないか)(拾われた頃からずっと首切り役人としてのふるまいや知識を教え込まれていた恩のようなものもあり)と思い、それも書きました。リュグナーは、アウラの下についているし、七崩賢のような大魔族でもない。そういう自分の限界のようなものも痛いほど分かっていて、けれども「魔法が大好き」で。そんなどこか報われないところがとても人間くさくて好きです。そういうリュグナーを、リーニエが無意識に、どこか救っていてくれたらいいし、そういう互いを補完しあうリュグニエが理想なので、今回書いてみました。また、126話で「近接戦闘という一点において魔法使いは戦士に殆ど太刀打ち出来ない」というくだりがあったので、リーニエにもそれはあてはまるだろうなと思い、それを組み込んでみました。 いつものリュグナーよりもこう、ネガティブなので、もしかしたら気に入ってもらえないかもしれません。でも悔いはありません。集大成に近いものです。宜しければ読んでやってください。
    10,862文字pixiv小説作品
  • STRANGE PARADISE

    リュグニエというより、リーリュグです。眠れないリーニエは、リュグナーの元を訪れるが…… 自分を傷付けないリュグナーに甘えるあまり、リュグナーをどうにかしてしまいたい気持ちが抑えきれなくなるリーニエの話。 優しく、穏やかな話ではありません、「甘い鎖で繋がれている」系統の話。今までの話とは(特に「花のゆくえ」とは)繋がっていません。成人向け描写はありませんが、少しだけCP色が強いです(リーニエも、まだ後戻り出来るところにいる段階で話は終わりますし、リュグナーもリーニエに一切手を出しません) 二人に恋愛感情はありません。けれど、いとおしいという感情によく似たものがあって、それをどうしたらいいかリーニエには分からない。 リュグナーは自分たちがどこにいるかもよく分かっているので、意識的にリーニエに触らないようにしています。そのため引き剥がせず、ただリーニエが自分から止めるのを待っている。自分を傷付けようという害意や殺意がリーニエの中にないことがリュグナーにはよく分かっているので、ある程度は好きなようにさせておくつもりです。ただ、どこまでは許して、どこからだめだと言うべきなのか、考えあぐねている。そしてそれをするならどうしてそれはだめなのか、理由もつけなければならない。その理由は、どうすべきなのか。リーニエに害意がない、悪意がない、それならだめだと拒む必要は本当にあるのか。リュグナーも手探り。リーニエも手探り。けれども本当に踏み越えてしまったら、一度でもゆるしてしまったら、確実に、前と同じものには戻れない。
  • 甘い鎖でつながれている

    とてもよくない絆で結ばれているリュグナーとリーニエの話を書きました。後ろめたい秘密を共有するふたりを許せないドラート。リュグニエかもしれないし、リーリュグと見れるかもしれません。成人向けではありませんが、不健康ですし、今までの話とは大分テイストが違うので、やさしく穏やかなリュグニエではありません。「こんなリュグニエもifとしてはどうか」と思い書いたものなので、今までのリュグニエとはまた別軸と考えてもらえれば幸いです。過去に書いた「赤い林檎は好きじゃない」というドラート視点の話を踏まえている部分があります。最初はドラート→リュグナー、途中からリュグナー視点のリュグニエ(リーリュグ)にうつります。いつもよりもCP的な表現が多い話です(所謂恋人のようなことはしません)。何でも許せる方向け。 強いストレスを感じると、動物も自分の体を咬んでしまったり、尻尾を舐め続けて脱毛するなどといった自傷行為をすることから話を膨らませています。 ある雨の夜ドラートはリュグナーの腕に残る古い傷を偶然見つけてしまう。それは戦闘で誰かに負わされた傷ではなく、まだ幼いリーニエが遠い昔にリュグナーに作った咬み傷だった。 番犬のくだりは過去に書いた「これはずっと、私の犬(もの)」から。
  • コズミックブレイク2

    CB22次創作『TEAM』

    コズミックブレイク2の2次創作です。 ゲーム内の雰囲気を感じていただければ幸いです。 以下の文字の羅列は©CyberStep, Inc.の運営する「コズミックブレイク2」の2次創作物であり、原作中に登場するキャラクターとは一切関係のないものです。
    30,057文字pixiv小説作品
  • それはやがて、胸の中へと続くもの

    リーニエがリュグナーに拾われてから数年後くらいの、まだリーニエが今よりずっと幼い頃の、ある雪の日の話です。 リュグナー視点です。いつの間にかリーニエ中心の日々になっているリュグナーが描きたくて書きました。いつまでもずっと一緒に居て欲しい。
  • それは、入口のない悪夢だった

    ドラート視点のリーニエ×リュグナーです。直接的な行為の台詞や描写はありませんが、リーニエがリュグナーに、様々なことをしていることが分かる文章があります。よくない話なので、ご注意ください。飼われていた子犬がいつの間にか得体の知れない獣に成長していて、飼い主だったはずのものを逆に愛玩する話。 前回「STRANGE PARADISE」で、リーニエの中にリュグナーをどうにかしてしまいたい気持ちが芽生えたところまで書きました。そこまでで本当は終わりたいのですが、それ以上もし進んだら……という妄想を文章にした、完全なifです。「STRANGE PARADISE」以外の話とは繋がっていないし、この先もこの話は続きません。リーニエとリュグナーは、そういうことをしない。それは自分の中でも大前提だったはずなのに、自分の「書いてみたい」という気持ちに負けて書いてしまいました。これきりにするつもりです。許してください。 ※リーニエはけしてリュグナーを騙すために「まだ幼い頃の自分を残すリーニエ」を意識して演じているわけではなく、昔からずっと傍に居たリュグナーの前では昔のままの自分で居ていいと思っているし、自然とそうなってしまうだけ。ありのままの自分をリュグナーの前ではいつも見せている。けれどドラートは幼いリーニエを知らないし、リーニエもあえて誤解を解こうとしないし、ドラートにはリュグナーほどの信頼などはないので、リュグナーとは別の、もう少し他人行儀なふるまいをしている、それがドラートには「演じている」と見えているだけです。 リュグナーはリーニエに何もしません。ただ、されるがまま。リーニエが本当は大人になっていて、もう子供ではないということは、分かっていたつもりだった。でも、リュグナーが思っていたよりももっとリーニエは違うものになっていて、自分の見てきたリーニエや、小さかった時との差に戸惑っている。今までリーニエは自分には何をしても許してもらえると思って平気で甘えてきたのを、リュグナーは仕方ないやつとある程度許してきた。そんなでも、ちゃんと従順に言うことを聞いてきたし、アウラや自分の番犬としてのつとめを素直にこなしていたから。魔族は、体が傷付けばたちまち塞がるわけでも回復するわけでもなく、その回復力は優れておらず、人間程度の治癒期間が必要というのが「放浪する天秤」でうかがえました。自分に触るリーニエをやめさせ、制裁するだけの力がリュグナーには当然あるけれども、リーニエを傷付けてしまえば勇者ヒンメルたちに敗走後不死の軍団を失って無勢になってしまったリュグナーたちにとって、更に不利益になってしまい、力でリーニエを止めることがリュグナーには今出来ない。更に、ドラートもリュグナーには信用しきれない。リーニエを突き放すことで、自分やアウラを裏切ることはないと安心して傍に置いておけるはずのリーニエを今失うことになったらという葛藤もあって、リュグナーはリーニエをやめさせられないで、されるがままになっている。 ドラートは、リュグナーに自分の力を認めてもらいたい。自分よりも信頼されている(とドラートには思える)リーニエが気に食わないし、手合わせでもいつも押されがちで、なんでこいつには…と面白くない。だから承認欲求が常に満たされないドラートにはリーニエのことがマイナスに、邪魔に見えているし、リーニエには悪い見方しか出来ないため、悪いものであるような書き方をしていますが、あくまでドラート視点だから、なのと、リーニエはそもそも魔族なので、様々な魔族らしさもあるのではないかと、(リーニエを今まで普通の女の子のように書いてきたので、今一度人間でない女の子を意識し直して)私なりに魔族の不気味さが出るように、「リーニエ」の描写を変えて書きました。 リーニエはけしてリュグナーを騙すために「まだ幼い頃の自分を残すリーニエ」を意識して演じているわけではなく、昔からずっと傍に居たリュグナーの前では昔のままの自分で居ていいと思っているし、自然とそうなってしまうだけ。ありのままの自分をリュグナーの前ではいつも見せている。けれどドラートは幼いリーニエを知らないし、リーニエもあえて誤解を解こうとしないし、ドラートにはリュグナーほどの信頼などはないので、リュグナーとは別の、もう少し他人行儀なふるまいをしている、それがドラートには「演じている」と見えているだけです。
  • 葬送のフリーレン 〜未来の人間の時代〜

    第10話 黒幕 葬送のフリーレン 〜未来の人間の時代〜

    葬送のフリーレン未来の話第10話です。 相変わらず投稿間隔がエルフの人生並みですねごめんね() リーニエと出会い、再度対峙するフリーレン。模倣した対象も増え苦戦を強いられる…… さらに魔族を復活させている黒幕とは? (やっと)2桁まで話数がきました。 作品作りを仕事にしてる方々ってすげー
  • アウラ様は、つまらなかったとそう言った

    アウラが魔法で作った同衾しないと出られない部屋に入って一晩過ごしたリュグナーとリーニエの間に生まれた、ちょっとした変化の話です。全年齢だしピュアです。何もその部屋ではありませんでした。そもそも今までリュグナーはリーニエにそういうことをするつもりなんて一切なかったし、そこでも一切しないのですが、リュグナーは、絶対一睡も出来なかった。リーニエが隣でぐーすか安心しきって眠っているのに何だか腹が立ちつ……ってするに違いないと思って書きました。 子供だから今まで許されていたわけではなくリーニエの力を信頼しているから、リーニエだからなんだけど、リーニエは自分が子供だから許されていると思っている、リュグナーとリーニエの間にはずれがある リュグナーがお前に触りたくないと思っている、と言ったのは、単純に怒っているからというより、一晩過ごした時に今まで気付きもしなかったものに気付きかけて、それを拒絶したいから、自分でリーニエを遮りたい、そういう心の動きにも腹が立つみたいな感じ どうなりたいとかどうしたいとかはないけれど、そういうものが生まれてしまいそうなのを直前で摘み取ってしまいたいリュグナーと、そういうリュグナーの胸の中が全く分からないし、無知だけど、私は何があってもリュグナーが相手なら怖くないって平気で信じてるし平気で言ってしまえるリーニエの話です。リュグナーの複雑な苛立ち。
  • 焦がされる

    葬送のフリーレンのリュグナー←リーニエです。×というよりも、かすかな気持ちの芽生え、リーニエの独白です。自分の中でふたりへの「好き」が始まってしまったのであふれるまま書きました。
  • 一度きりの消失

    首切り役人として育てられ始めて何年目かのまだ幼いリーニエが、ある日突然リュグナーの前から姿を消してしまう話です。放っておけばいいと思いながらも、リュグナーはいつもそばにいたリーニエの不在が落ち着かない。散々探し回った挙句、リュグナーがリーニエを見つけた場所は…… 「甘い鎖でつながれている」とは真逆の穏やかな話にしましたが、最後だけ少しリュグナーの中に(すぐに消しはしたけれど)所有欲を芽生えさせる話にしました。「傍にあって当然のもの」って、だんだん「だから私のもの」という意識にすり変わっていくのも仕方ないと思うんだけれど、どうだろうか。 リーニエがリュグナーを闇討ちしようとした魔族を殲滅したというくだりは過去に書いた「これはずっと、わたしの犬」から。
  • やはり俺が色んな作品の女性キャラクターとイチャつくのは間違っていない

    やはり俺が魔族でリーニエと親しかったのは間違っている

    金曜日の午後11時はフリーレンと攻略うぉんてっどが被ってるのが辛い… アウラたちとの戦い、面白かったな
  • ずっと、光のようなものだった

    以前に書いた、リュグナーがまだ幼いリーニエと共に雪の降る中をふたり歩いていく「それはやがて、胸の中へと続くもの」という話の未来の話です。その時と同じように、雪の中に居るリュグナーとリーニエ。けれどもその時とは何もかもが変わっており、リュグナーは過去を懐かしまずにはいられない。今まで根城としていた場所を追われて、ゆくあてのない放浪の旅のさなかにいるリュグナーたち。けれども暗鬱な未来を心の中で一人嘆くリュグナーに対して、リーニエは……。 ヒンメル一行との戦闘で敗走後、アウラ軍勢は追手の追跡を逃れるため北部高原を目指し、豪雪の中山を越えるのに半年もの月日を要したと「放浪する天秤」にありました。雪の中であの二人は公式で同じ時間を共有していたんだ!と感激したのと共に、リュグナーの胸中はどんなものだったのか……とも思い、今回書いてみました。「御意に」は実際に「放浪する天秤」でリュグナーが言っていて、お~っ主従~!と嬉しくなったので、今回言ってもらいました。 リーニエは、マイペースだけれども、まじめで責任感の強い努力家のリュグナーにとって唯一ふっと気を抜けるような、そうしてリーニエの面倒を見てるようでリュグナーにとってはどこかで支えになるような存在だったらいいなと思います。現実がよく見えすぎるリュグナーを、だいじょうぶだよ、とそう言い返してしまえる、楽観的に見えはするけれど、全くお前は、と思わず笑って、リュグナーの中の苦痛を和らげてくれるような。リュグナーの傍にいつまでもずっと居るリーニエ。公式のイラスト風エンドカードのような、あたたかい作品を目指しました。 「無意味なものではなかったと、思いたい」「花のゆくえ」と共に、自分の中の集大成になるものだと思います。リュグニエ大好き。読んで下さり、今まで本当に有難うございました。
  • 毒にも、薬にも

    アウラの命令に従いリーニエの面倒をなにかと見てやるリュグナーはいつも大変すぎて、ストレスと疲労による頭痛を起こしているのではないかという妄想の話です。リーニエがまだ小さい頃の話。いつもと違うリュグナーの表情のわずかな変化にもリーニエだけはすぐに気付いていればいいな……傍にいてやわらげてあげてほしい…… ※本文中の今までも気付いていたというくだりで、その時はリーニエは、なんとなく大人しくして置こうとは思っていて、りんごをかじって一人で本を読んだり昼寝をしたり、出来るだけ騒がしくしないようにはしていたんじゃないかなと思います、リュグナーにとっては騒がしいリーニエが当たり前なので覚えていないかもしれないけれど…
  • その花が開くのを、待っている

    リュグナーが自分の魔法の研究のための、自分だけの温室を持っていたらいいな……という妄想から始まった話です。入れてもらえはするようになったけれど、リュグナーはリーニエに構うことなく自分の薬草や毒草の世話や観察を続けるので、リーニエはやがてひとり微睡む。 アニメで、リュグナーとリーニエは一緒に居てもそれぞれ別のこと(読書)をしているし、リーニエは椅子で目を閉じていても許されるし……その距離感がとても好きでした。 自分が何をしていても、リュグナーにはリーニエをほったらかしにしているという意識は全くないといいな。見ていないようで、いつも見ていてほしい
  • 月を手に入れる方法(きっと教えてもらえない)

    アニメで、リーニエは大体リュグナーのことを真っすぐに見つめて話を聞いたり話しているのに、リュグナーはリーニエのことを真っすぐに見つめて話したり答えるのが少ないな……と思いました。二人の関係性にますます萌えました。そこから書いた、リュグナー←リーニエです。始まれ~~~

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