ロヂウラくらし
ろぢうらくらし
ここは路地裏。
様々な事情を抱え 表で生きていけない人々がひっそりと暮らす場所
この少年も また路地裏の住人のひとりです
灰色に煙る日陰の世界で彼は今日も孤独にひとりぐらし…
ー…ひ…
ひとりぐらし…?
……………
今日こそ追い出してやると言いつつ、 今日もふたりは一緒に暮らしてます。
ひとりでいたい不良少年とかまってほしいネコ系少女のちょっぴり甘い日常の物語。
路地裏組
- にーたん(赤目/アカネ)(親に名前貰ってない)
家族/なし
年齢/自称二十歳
誕生日/12月2日
黒髪に赤い目をした少年。本名不明。(服の色からクロとも呼ばれている)
ほとんどの項目を不明で埋めるプロフ泣かせの悪魔。
口が悪いし目つきも悪い。喧嘩の腕だけが長所。
やたら赤面するが、懐かれることに慣れてないだけで残念ながらロリコンではない。
ちなみに好きな女性のタイプは年上。
価値観がだいぶ中二病な自覚はある。
恥ずかしいので治したい。
年齢不詳をいいことに成人済みと言い張って煙草をすっていた……が、ただいま禁煙中。極度の甘党で、好きなものは砂糖(カフェオレにガムシロ2個入れる)。
他人からは路地裏の悪魔(路地裏四天王の一人)と呼ばれ恐れられているが、本人は気に入っていない。
素手で人に触れるのが苦手で、常に手袋をつけている。
目の色は本人曰く血の色。人殺しそうな目。黒多めでハイライトも入ってないが誰かさんと一緒にいるときだけ少し光が入る。
- ましろ(本名不明)
家族/不明
年齢/4〜6(間をとって5歳くらいの気持ち)
誕生日/12月2日
にーたん以上に書ける項目のない、あらゆる意味で本当に真っ白な少女。
髪の一部だけ短くカットされているため毛先がはね、結果ねこみみのように見える奇跡の髪型をしている。
冬でもワンピ一枚で乗り切る脅威のタフさを持っているが、恐らくそのワンピがギャグ並みに暖かいのだと思われる(呉服屋のマオによると着るだけで体温が物理的に2℃上がる最高級防寒着との事)。
作中終盤、他人からは路地裏の天使と呼ばれるようになる。
目の色は澄み切った空色。黒さがない代わりに深みがない。綺麗なだけの綺麗さ。
誰かさんと一緒にいないとハイライトが少し減る。
- ヒツギ
家族/なし。家族同然の人はいました。
年齢/永遠の12歳(ある時期から老けない身体になっており実際はにーたんやルカよりも年上との事)
誕生日/12月25日
作者に作画ミスされやすいランキングぶっちぎり一位。そのため何度か服のデザインが変わっている。
神様は信じてないけどおばけは信じている街外れの森の廃協会のシスター。霊が見える、霊と話せる、むしろこいつが霊、などなど妙な噂が絶えない。
ルカさんと犬猿というか一方的に嫌っている。
関わりたくないが向こうが喧嘩を売ってくるので買わざるを得ない。自己犠牲も厭わない圧倒的律儀。
鞄代わりにいつも棺を背負っており、中には自分で育てた野菜などを入れておりそれを街などで売って生計をたてている。また、先端を包丁や鎌等に取り換え可能なシャベル(サバイバル機能搭載対戦闘用可変式シャベル)を持ち歩いている。
基本積極的には闘う事はないがその実力は路地裏四天王最強との事。
本当は子どもが苦手だがましろは例外で可愛がりたい。大好き過ぎて関わると暴走気味になる。(にーたんからはモンペ呼ばわりされている)
左手の薬指には指輪をしている。
目の色はいちおう金色。ハイライトはない。分類するなら死んだ目だが妙に生きてるようにも見える不思議。
好きなものは猫、ビターチョコ、もうどこにもいないあの人。
- ルカエラ・ユシリス・ヘブンリーブルー(偽名だが今の彼にとってはこれが本名)
家族/縁を切ったと思われる。
年齢/26歳くらい。ヒツギ曰く「三十路は越えてる」との事。
誕生日/8月1日。
作中で他キャラに嫌われてるランキングぶっちぎり一位の上に描きにくいという理由で作者からの好感度も低いかわいそうなお兄さん。
手癖が悪く盗みが上手で(相手に気づかれずに一度に玉子を5個盗む事が可能)ロゼ先輩の専売特許だった「ハイヒール男子」に加え「イケメン(設定上)」や「随時眼鏡キャラ」という美味しいポジションをもさり気なくかっさらっていった。
自称魔法使いで何を考えているのかまったくわからない。
古本を売ったり仕事を紹介したりして生計を立てている。
路地裏に住む全ての猫に名前をつけており、慕われている。
目の色は澄んではないが濃くもない。淡い。透過する。青というよりステンドグラスのイメージ。
好きなものは猫、読書、他人の人生、今の自分の名前、いつも使ってる朝顔の栞。
- ドクターK
家族/不明。この先できるかもしれない。
年齢/不明。
誕生日/不明。
ガチで薬のことしか興味がない音痴な闇医者。
よく喋るのは裏表がないことの表れ。
作中での危険度がぶっちぎり一位だが、嫌われているかと言われたらまた別。
ちなみにキャラデザが描きやすさの極みという理由で作者からの好感度は高い。
これでも腕の立つ名医で、金持ち名家の専属医師として雇われたりもしている。
仕事とあらばちゃんとまともな医者になる。だってお仕事だもん。
路地裏の住人たちを「モルモット」呼ばわりして薬の実験台にしてくる。キトの事が(実験対象として)お気に入り。
目の色は隠れているがおそらくヤバい目をしてる。
好きなものは薬の調合や開発、カラメルビスケット。
嫌いなものは空色の目をした女。
- マオ・ネコヅキ
家族/兄(故人)
年齢/二十歳
誕生日/7月23日
万年開店休業中の呉服屋【猫月】の亭主。
呉服屋の主ではあるがほとんど客が来ないため仕事もせずに酒とギャンブルと女にかまけているダメ人間。
下働きのレオからも「クソニート」呼ばわりされているがレオやリオの不始末の尻ぬぐいなどさりげなくしている面倒見の良い男。にーたんとは子育て友達。
何らかの病を抱えており時折自分の人生は長くないと悲観している。
好みのタイプは大きくてやわらかい女の子。
- レオ&リオ
年齢/9歳くらい
誕生日/7月23日(誕生日は覚えてないので本人たち希望でマオさんと同じ)
呉服屋のオッドアイ足枷スパッツショタという属性盛り丼みたいな双子。レオが兄でリオが弟。
スラムで盗みをして過ごしていたが、獅子蘭会にふたつ揃って価値がある見事な芸術品として拾われる。
- シェリー・フェリシア
誕生日/3月3日
闇医者の助手。
両親の不仲が原因で家出をしていたのを名探偵に声をかけられ、施設行きだったところを引き取られた。
父親は母親を殺しかけて刑務所に入ってるとかなんとか。母親は田舎で療養中。
- フィラ・コットン
誕生日/6月30日
路地裏のスイーツゴースト。
キャメルさんが好き。
- アロメルリ・キャメル
誕生日/8月20日
元軍神いまは喧嘩屋。
にーたんとロゼ先輩の師匠。
- ミケ・ディンブラ
家族/?
年齢/35歳(10年前)
誕生日/10月24日
元・路地裏の絵描き。
この作品における記念すべき台詞第一号を放ったうえに、一コマ目から堂々とセンターを陣取ってくれたおっさん。
一応画家だが人間を書くのは不得手らしく、描けば「生ゴミ、ヘドロ、排水溝の中身」などと称される。
その代わり動物や植物、静物画は素晴らしいとか。
しかしなぜか世間では人間の絵のほうが評価されていたらしい。
面倒見がよく豪快で、にーたんもなんだかんだ懐いていたと思われる。
パン屋の店員さんが好きだった。
- ミルール・フラン
誕生日/9月14日
ハックルベリー通り3丁目にあるパン屋「フロンフラン」の店長。
アイリッシュの叔母。
- アイリッシュ・フラン
家族/父、叔母、弟、義弟
年齢/21
誕生日/1月12日
性と名が逆転しているような名前だがアイリッシュが名前でフランが名字。
大学に行きながら親戚のパン屋で働いているおねえさん。
作中で一番のないすばでぃー。
方向音痴でよく迷子になる、そのままたまに行き倒れてる、一口だけ味見のつもりがいつのまにか完食してる、…などなど結構ドジっ子エピソードが絶えないが、ここぞというときはちゃんと大人の面も見せてくれる。
たまに路地にも出張販売に来てくれるので、路地裏の住人とは大抵顔見知りである。
家庭内事情がわりとぐちゃどろしてるが、そんな暗さは見せない中々タフなお姉さん。
ちなみにドラテクが凄いらしい。
好きなものはお店と家族、働くこと、叔母さんの焼いたパン。
- ハイネ・シュガーノフ
誕生日/2月3日
元・市役所職員いまは銀行屋。
路地裏レストランの店長とは悪友。
- ミュスコヴァ・カーナ
誕生日/5月8日
パン屋の店長の元旦那。
うさぎ組
- ロゼッタ・ミルリトン
家族/母(嫌い)、義姉(好き)
年齢/エロ本買える年齢。ショタ属性ではない。(18くらい)
誕生日/6月17日
ピンクと白の髪に、黒とピンクの輝いた目の男性。可愛い見た目だが男性である。
描いていくうちに中身の男前度がぶちかあがっていった作中での見た目女子力ランキング上位ランカー。
女っぽいのは見た目だけで料理はできないし部屋は汚いし手を洗ったら服で拭く。
家事はすべてシアンさんにさせてるので問題ないらしい。
可愛いものが好き、可愛い自分はもっと好き!
なので決して女装がしたいわけではない。
女になりたいのではなく、可愛い男の子でありたい。
この世で唯一自分より可愛いと思う女性は姉。
結果として組織内で「おとこおんな」などと影で呼ばれるようになった。
ちなみに武器は仕込みネイルガンと可変式ハンマー等々。(手数で勝負)
目の色は黒が多いがハイライトも多い。作中で一番輝いた目をしてる(設定)
好きな服はシンプルだけど可愛くてセクシーなやつ。ピンクや白。リボンがワンポイントでついてると最高。
嫌いな服はフリルごてごてのぶりっこ系。スカート。
- シアン・コンフィズリー
家族/祖母がいたが子供の頃に亡くなった。
年齢/25歳
誕生日/2月21日
引きこもり系武闘派ハッカー。
描いていくうちにお母さん度が増していった。
作中での女子力が高いランキングぶっちぎり一位。
見た目の女子力はなく自前の私服は灰色スウェット一着。
輪ゴムで髪を結ぶことにも躊躇がなく、ロゼ先輩が度々「喪女かお前は!」と発狂し服やヘアゴムを買い与えている。
元々ただの引きこもりだったが、新聞の広告欄で見つけた数式を解いた結果、その能力を買われ悪の組織へと強制的に拉致られた。日光が苦手で、外では着ぐるみの中に引きこもっている。引きこもりのハッカーではあるが実は居合いの達人でもある武闘派。
料理や掃除が得意であり、女子力は作中No. 1。ただし見た目は除く。
- キトラス・ビスキュイ
黄色い目に黄色い三白眼の少年。
元々田舎でぶいぶい言わせていた(死後)らしいが、街に出た途端色々あってブラックな悪の組織の下っ端となってしまった。
したっぱしたっぱと呼ばれるせいで、名前の覚えてもらえなさはNo. 1。
決して他人と馴れ合うな
それがここの暗黙のルールってやつだ
舞台は現代、猫の多いとある町。
路地裏に一人で暮らしていた、喧嘩だけは強い少年の元に、真っ白な少女が住み着き始める。少年は少女のことを「ガキ」と呼び、少女は少年のことを「にーたん」と呼び、缶コーヒーを分け合って飲んだり、一緒に町へとお出かけしたり。それでも二人は、なんの関わりもないただの他人同士。
結局今日も少女を追い出すことができず、明日こそはと意気込む少年。
毎朝一番はじめに目にする人が少年であることを幸せに思い、一緒にいたいと思う少女。
時々すれ違いながらも、それでも二人は今日も一緒にいます。