注意
※「マジカルゴ」には複数の意味があります。
2 「魔動王グランゾート」の伝説の生物
この記事は項目1について説明しています。
概要
スマートフォン無料漫画アプリ『comico』で連載しているWeb漫画。作者は小波。
セクシーなカタツムリの妖精と魔法少女として戦う、人間界、魔界、ふれあいランドを又にかけた物語。
毎週土曜日更新。
人間界
物語の舞台となる主な世界。元々他の世界とさほど関わりなかったが、
ふれあいランドの女王が願いをかなえるという「星の欠片」を魔族に渡さまいとブン投げたため、
妖精と魔族のいざこざに巻き込まれていく。
登場人物(人間界サイド)
桃井 兎琴(ももいとこと)
今作の主人公。別名デストロイヤー桃井。
ゲームや臨時休校が大好きなごく普通の中学二年生。
冒頭で襲われている妖精・ムリ子に頼まれ、魔法少女に変身し、なんだかんだで妖精と魔族の戦いに身を投じていく。
戦闘スタイルは手に持ったコテで相手の首を焼くという往年の魔法少女ものにあるまじき地味さだが歴代最強だとムリ子にいわしめるほど戦闘能力は高い。
変身中はあらゆる魔法を無効化する特性を持つ。
基本的に無気力であり、手ぶらで学校に通う程の問題児。
その性格故かムリ子他妖精に対する扱いも非常にぞんざいで、魔族に対しては一切容赦はない。
一方で、困っている人には誰にでも手を差し伸べ、ムリ子の突然の協力要請に驚きもせず二つ返事で了承するほど肝が据わっている。
月成 夢路(つきなりゆめじ)
兎琴の親友でクラスメイト。別名クレイジー月成。
ヴォルカとの戦いで兎琴がピンチに陥った際、バニ雄によって魔法少女になり、窮地を脱した。武器はチャクラム。
武器の比重が大きいため、攻撃特化で防御力が低い。
戦闘経験は浅いが、的確に本能的に相手の急所を見極め確実にその一点を集中的に攻める天然の鬼。
生理的に無理ゆえか、パートナーのバニ雄に対する扱いのぞんざいさは兎琴のムリ子に対するそれの比ではない。
授業態度は誰よりもまじめだが、なかなか成績に繋がらない。
家は古着屋で、弟か妹が生まれるため、休日は母親の代わりに店の手伝いをしている。
紫結 華子(しゆいはなこ)
兎琴とは近所だが、別の学校に通っている同級生。別名ダイナマイト紫結。
ノイジィから逃走しているメクジ丸に一目ぼれし、彼を守ろうと前に出たのが始まり。
メクジ丸は華子を助けるために、彼女を魔法少女にしてテレポートを勧めたが、トゥギャザーになり結果逃走を成功。
武器は描いたものを具現化できる筆だが、絵心はあまりなく、美術の成績は3である。
他の魔法少女に比べ、パートナー妖精との関係は良好。
愛に一途な恋の旅人を自称しており、良くも悪くも恋に生きる少女。
好きな人の幸せを何よりも優先出来るような素敵なレディーになるのが夢。
染葉 樹梨(あいばじゅり)
兎琴のクラスメイトで落し物係。別名スタンダード染葉。貴重なツッコミ要因。
望まぬお試しコースから、魔法少女になってしまった。武器は傘。
魔法少女の中での屈指の常識人であり、初めての戦闘では震えていた。
出来る限り魔法少女のことには関わりたくないと思っているが、義理堅い性格のため無視をすることが出来ず、そのためどんどんと引きずられており、パートナー妖精のことも気にかけてしまっている。
とてもまじめに勉学に励んでおり、塾の席は必ず前をとる。
黄綿 実栗(きわたみくり)
華子と同じ学校に通っている同級生。別名デンジャラス黄綿。
兎琴を凄まじく嫌悪しており、一触即発のような関係で、兎琴以上に辛辣。
ウブリからの勧誘で魔法少女になり、打倒桃井を掲げる。
武器は掃除機で、シンプルに吸い込んでいく戦闘スタイル。
華子とはとても仲が良く、同じ志望校を目指している。
20年前の魔法少女
ムリ子やノイジィ等の回想で出てくる、20年前に活躍した心音、雪花、星来3人組の魔法少女。
特にイラストの少女の心音はノイジィと深くかかわっていた模様。
また、星来はその容姿から読者の間でふれあいランドの女王との関係性がささやかれている。
武器は愛宮心音(えのみや ここね)が注射器、青麻雪花(あおそ ゆきか)がバトルアックス、天美星来(あまみ せいら)は不明(ノイジィの予想では後方支援特化)。
魔界
妖精と敵対している魔族達が暮らす世界。
魔族は大気に充満している魔力を使って活動を行うが、とある出来事がきっかけで魔界中の魔力が枯渇しており、それが物語の引き金になった。
一部人間界進出を企む者もいるが、基本的に人間界とはあまり関わりを持たず、「敵の味方は敵」という感じで兎琴達と対立している。
登場人物(魔界サイド)
コンケット
魔族幹部・モーヴェの一員。自称「四天王最弱の融通の利かない小娘」。
現魔王の娘で世界征服を夢見ている。研究家気質。
弱体化の魔法を得意としており、彼女や彼女が率いる魔族の攻撃を受けた妖精は弱体化してしまう。
ヴォルカ・クラージュ
魔族幹部・モーヴェの一員。2番目に弱い。妙にお人好しで幹部には向いていないといわれる程。中途半端に潔癖症。
元々兎琴にモブ扱いされるほど影が薄かったが、ウブリを連れて帰ってからは身内、ノイジィ、ジラ之介、キ太郎、ウブリ、そして兎琴以外に存在そのものを忘れ去られている。
物質に命を吹き込む能力を持ち、魔族を率いていなくても、その場にある物を魔族化させることができるため、ものによっては強力な個体になる。得意魔法は炎。
ノイジィ・カプリース
魔族幹部・モーヴェのリーダー。魔界最強の幹部。当初は行方不明の幹部の手がかりをつかむためメクジ丸を追っていた。
妖精を激しく嫌悪しており、妖精たちからも非道な魔族扱いされているが、実際は事を必要以上に荒立てることや無関係な者を巻き込むことを嫌っており、魔族のいざこざに無関係な人間を巻き込んだ妖精に対し憤りを感じている。
最強魔族という割に、やることなすこと失敗ばかりでヘタレ。
魔力の枯渇もあり半ば自棄気味で(妖精除く)主要人物で最低身長も相まってあまり「最強」らしさを感じさせない。
とはいえ戦い方は型破りで、あまり手を使わない立場でありながら身体能力はずば抜けており、「最強」の鱗片を感じることはできる。 得意魔法は音。
ウブリ
ふれあいランド襲撃時、ヴォルカに拾われた少女。
存在を忘れられたヴォルカを気遣い、彼のために幹部に昇進までした、がなにかと黒い言動が目立ち、ノイジィに激しく警戒されている。
クラウン
現魔界を治めている魔王で、かなり気さくな性格。モニター越しのシルエットでのみ姿が確認可能。
人間界への侵攻を企てており、そのことでノイジィとは意見が食い違うが、それでも仲違いは望んでおらず彼なりに説得しようとしている。
ライア
ふれあいランド襲撃時に行方不明になった幹部。ノイジィに探されていたが、それどころではなくなり、現在は完全放置状態。新世界の神を目指しているが、今のところ人間界とは全く関わっていないし、関わる気もない模様。
ふれあいランド
各種動物のような姿をした妖精が暮らす世界。
魔法少女ものでいうマスコットキャラ的な存在で、人間に力を貸し与える側だが、一方で元々いざこざと無縁だった人間界に争いを持ち込んだ側でもある。魔族と違い、自力で魔力を生成することができ、それ目的で魔族に誘拐されることも。
登場人物(ふれあいランドサイド)
ムリ子
フレラン界の大和撫子。カタツムリの妖精でとことのパートナー妖精。セクシーボディの持ち主。
彼女を一目見た者は、種族問わずもれなく心を奪われる。
清らかで優しく、女子力もずば抜けているが時々話を聞かない。
バニ雄
うさぎの妖精でゆめじのパートナー妖精。
ゆめじから辛辣な対応をされつつ、それでいて尊敬を抱いている。
緊急事態でも冷静な判断・対処ができるのだが、全体的に不憫。
メクジ丸
カタツムリの妖精で褌一丁のナイスガイ。妖精たちの憧れの的。
しばしば女性達の熱視線を送られている。
ふれラン女王のフィアンセだが本当の心は・・・?
ジラ之介
女の子の下着が大好きなキリンの妖精。いわゆる紳士(34)
ヴォルカに連れ去られてからは悪堕ちし、魔界でエンジョイしている。
キ太郎
亀の妖精。ふれラン襲撃時に妻子を亡くし、絶望して亀として生きていたが
とある事情でヴォルカと共に魔界に赴き、行動を共にする。作中トップクラスの常識人。
ムサ彦
ムササビの妖精。露出狂で、写真を撮られると喜ぶタイプ。
的確なアドバイスはばっちり。
女王
ふれあいランドの女王。なぜか人間や魔族に近い容姿をしている。
星の欠片を人間界にブン投げた張本人で、現在行方不明。