光石織姫
みついしおりひめ
芸能人は、カードが命!
CV.松谷彼哉
いちご達が通う名門アイドル養成学校スターライト学園の学園長。
もともとは大会社の令嬢。父陽太郎の会社を継ぐべきところをアイドルになる夢を捨てきれず、マスクで素顔を隠してオーディションを受け、そこでのちに相方となる一人の少女と出会って友達になった。
デビュー後も実家に自分がアイドルをしていることを知られるわけにいかなかったようで、マスクをつけたまま活動することを決意。そうしてオーディションで出会った少女とともにピンク色の仮面をかぶったアイドルデュオ『マスカレード』を結成。彼女は自分の姓名をもじってヒメを名乗り、相方はミヤを名乗った。
DCDに登場する現役時代の彼女は若干無理をしている感のある裏声が特徴的だが、当時の回想シーンではマスクを着けていない時は今とほとんど変わらない声で話しているため、これも正体を隠すためと思われる。
仮面のアイドルというと明らかに色物のようだが、その凄まじい表現力とカリスマ性から国民的アイドルとなるも、人気絶頂の時に謎の引退を遂げた。その後、ヒメは自分の素性を世間に明かしてスターライト学園の学園長となる。素性を公表した後の実家との関係については本編では明確には語れていいないが、ある話で雑誌のインタビュー記事が写っており、その内容によると敷かれたレールの上でなく自分の力で頂点を極めた功績から実家からも認められたようだ。
一方、相方であったミヤは表舞台から完全に姿を消し、その後の足取りは現在に至るまで不明のままとなっている。
基本的に生徒たちのアイドル活動についてはその自主性に任せて見守るスタンスで臨んでいるが、彼女らが本当に困ったときは直接アドバイスする他、アイドル時代にあちこちで築きあげた強力なコネクションで手助けすることもある。
別府先生からは「学園マザー」と呼ばれ、漫才のようなやり取りをしている。
何か面白そうなイベントがあるたびに「これは今後のアイカツ界を占うものになるわね」と楽しそうに呟くのが口癖。また、生徒達の個性と自主性、逸脱した特技から打診やオファーで一歩先ゆくアイドルを見出す先見の明がある(これは別世界の新人アイドルである姫石らきにも送っている)。
意外にも、気軽に子供達をアイドルの道に誘うのは良くないと言う信念があり、そのためにスターライト学園への入学は意図的に狭き門にしている。アイドルは人を惹きつける素質を持つものにしかなれず、それは努力だけでどうにかなるものでないというのを彼女は経験上良く知っている。いくらアイドルになりたいと思っていても、それに向かない子を入学させるのはその子にとっては不幸にしかならないと考えているのだ。
後に、その考え方に疑問を抱いた夢咲ティアラが「アイドルなりたい気持ちさえあれば大歓迎」という方針のドリームアカデミーを設立することになる。
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