ストーリー
ワイルティア公国で活躍した軍人のルート・ランガート大尉は除隊後に炭鉱の町オーガンベルツでパン屋「トッカーブロート」を開業する。
しかし腕はいいが強面のルートの店には客が全然訪れない。そんな中、友人のジェコブのアイディアでウェイトレスを雇うことにしたルートの元にスヴェンと名乗る少女が現れる。
登場人物
元ワイルティア公国軍の軍人。最終階級は大尉。戦時中は猟兵機のパイロットして活躍し「白銀の狼」の二つ名を持っていたが除隊後はオーガンベルツでパン屋「トッカーブロート」を開業する。
真面目で善良でパン屋としての腕もいいが顔に入った大きな傷が原因の強面で売り上げはイマイチだった。
愛称はスヴェン。ある日トッカーブロートに住み込みで働きに来た白い長髪と赤い目が特徴的な美少女。ルートに対して何かと好意的。
その正体はルートが戦時中に乗っていた猟兵騎と呼ばれる機動兵器のサポートAI。
戦時中にルートが何かとコミュニケーションを取ったため感情が生まれ終戦後、ダイアンが少女の姿をした機械人形にAIを写しルートの元に押し掛ける。
見かけは小さな少女だが機械のため頑丈で怪力を持つ。
トッカーブロートの常連客の少年。ルートの友人で気さくで頭の回転が速い。実は出生に秘密がある。
オーガンベルツの教会に暮らす戦害孤児。元軍人のルートに対してよい感情を抱いてなかったが後に和解しトッカーブロートの見習い店員になる。
オーガンベルツの教会で孤児院を営むシスター。元は不良で普段は猫をかぶってる。
戦時中は『黒の魔槍』で恐れられた貴族出身の女軍人。ルートの元上官で幼馴染の姉貴分。
現在はダイアンの護衛を務める。
『魔導師』の異名を持つ天才技術者。猟兵機の開発などを行った。過去の経歴は殆ど謎。
軍とは指揮系統の違う親衛隊に所属する貴族出身の少女。高圧的な性格をしている。
スヴェンの姉妹機にあたる少女型の機械人形。何故かジェコブに好意的。